以前の記事で紹介したように、アマチュア無線技士の試験を受験し合格したので免許の申請をしていた。
今日、従事者免許が届いたのでさっそく手持ちのトランシーバーで通信をするための電波利用申請をした。ちょっとこの数か月のタイムラインを振り返りつつ、ペーパーレスで電波利用申請をするシステムを紹介してみる。
到着までのタイムライン
試験の受験(2023/4/11)
最寄りの試験センターで受験し。試験結果は自動採点されて合格点越えを確認した。
試験結果通知到着(2023/4/21)
メールで日本無線協会より試験結果が通知された。この通知書類には免許申請に必要な情報が記載されていた。
従事者免許申請(2023/4/24)
以下の物をそろえて従事者免許を申請した。
- 1,750円の収入印紙
- 従事者免許申請書類
- 顔写真
- 返送用封筒
- 運転免許証のコピー
返送用封筒やこれらの書類の送付にはレターパックライトを使った。切手の金額計算がだるいんだもん・・・。
書類の様式はこちらからダウンロードした。
総務省 電波利用ホームページ|申請書等のダウンロード|無線従事者免許申請書の様式(ダウンロード)
書類の不備を指摘される(2023/4/25)
書類を送付した翌日、総務省より電話があって氏名や生年月日を証明する書類に運転免許証が使えないことを指摘された。注意事項をよく読むと、確かに書類の例に運転免許証は含まれていなかった。
指示に従って住民票の写しを郵送した。
従事者免許到着(2023/6/1)
1か月と1週間くらいかかって従事者免許が到着した。GWも挟んだので役所仕事を考えると、そんなもんかもしれない。
電波利用申請の実施
従事者免許だけではトランシーバーは使えない。電波利用を申請し、コールサインを発行してもらう必要がある。電波利用申請は「電波利用 電子申請・届け出 Lite」を使うよう案内のパンフレットが免許証に同封されていた。
ただ「Lite」があるならLiteじゃない版もあって、そちらを使うと完全にペーパーレスで申請できる。Lite版は利用申請をWebで行い、ID/Passが郵送される仕組みとなっているのだ。
「電波利用 電子申請・届け出システム」はマイナンバーカードとICカードリーダーを持っていれば利用できる。
幸い、以前確定申告をしたときに買ったICカードリーダーがまだ家にあったのでそれを使って申請をした。
電波利用電子申請用クライアントソフトとJPKI利用者クライアントをそれぞれダウンロードしてOSを再起動すると良い感じになった。最初、ソフトのインストール後に再起動をしなかったためか、マイナンバーカードによる署名ができず焦った。
総務省 電波利用 電子申請・届出システム | 電子申請アプリケーションのダウンロード
利用者クライアントソフトのダウンロード | 公的個人認証サービス ポータルサイト
ちなみに、Bluetoothに対応したPCとAndroidスマホがあればICカードリーダーが無くとも署名を利用できるみたい。私の環境では未検証なので、詳しいことは割愛する。
また、電波利用電子申請用クライアントソフトは入力フォームの全角・半角がやけに厳しい。全角入力欄に半角は入力できないし逆も然り。私はMEの設定でスペースをすべて半角にしているので、名前の入力など全角スペースが必要なシーンで入力できず仕方なくコピペをしてきた。
さて、申請を今日実施して局免許が届く日をまた待つことになる。免許が届いたら、そこまでのタイムラインを書いていってみようと思う。