先日、一戸建ての家を購入したのだけれど薪ストーブの導入を計画しています。
薪ストーブを導入し、運転となると当然薪が必要。最近は薪の価格もいろいろな理由で高騰しているため、ホームセンターや薪屋さんで購入となるとかなり予算が必要です。そこで、自分で薪を確保できるように長野で開催されていた薪ストーブのための薪づくり講習会に参加してきました。
How to 薪づくり
自分で薪を作るとなると、どこから始めるのか?を最初に考えます。極端な話、植林から始めてもいいわけですが土地も無いし時間もかかるので非現実的。次の段階として、伐採する方法もありますがこちらも林業の心得を今はまだ持っていないのですぐ始められません。今の段階で私が考えているのは、薪の無料配布などでもらえる丸太を自分で薪ストーブ用のサイズに切断し、薪割りする方法です。
そのために必要なスキルとして、チェーンソーの取り扱いが欠かせません。丁度、長野県茅野市で開催される薪づくり講習会が、チェーンソーの取り扱いもカバーしているようなので申し込みをしてみました。
1st step: 力仕事
講習会の流れは
- 伐採済みの丸太を軽トラで運ぶ
- チェーンソーで薪ストーブのサイズ(40cm)に切る (玉切り)
- 薪割り機で薪用に割る
伐採済み丸太は1本20kg以上はあってとても一人じゃ持てません。スタッフの方と力を合わせてトラックに積み込みますが、当然力仕事です。腰を痛めないように、また転がってきた丸太で怪我をしないよう注意と装備を整える必要があります。
しかし、今回私はグローブは用意していたものの安全靴は用意していませんでした。丸太に足を挟まれると大けがです。それにチェーンソーを使うときや移動中に枝などが引っかかると危険です。今後自分で作業するとき、つま先に鉄心が入っていて、引っかかるポイントの少ないデザインの安全靴を購入するつもりです。
2nd step: チェーンソーを使う
運んだ丸太を薪ストーブ用に切断します。一般的な薪ストーブに投入できる40cmに合わせて切断します。今回初めてチェーンソーを使うにあたり、スタッフの方から使い方を教えて頂きました。
- チェーンソーのキックバックを避けるため、顔はチェーンの位置からずらしチェーンの面が見えるようにする
- 右手はわきを締めて、しゃがみ体制の時は左手は膝にのせて固定する
- 切断前からフルスロットルで運転する
- チェーンの手入れを行う
色々注意点はあって細かく書くときりが無いし、記憶だよりで不正確な部分もあるので省略しますが要点はこんな感じです。教えられた方法に従って丸太を玉切りにしました。
3rd step: 薪割り
薪割りは簡単で、手動の薪割り機を使いました。
こういうやつ。薪をセットして2本のレバーを操作すると簡単に割れます。もともと乾いている薪だったので硬いものもありましたが、簡単に割れました。現場にはエンジン式の自動薪割り機もありましたが、手動タイプの方が勝手に動かない点や音量が少ない点は優れていました。自動タイプはその名の通り自動なので、動くところを眺めていればいいようです。
Final step: 持ち帰り
割った薪は持って帰ります。量はまちまちでしたが軽トラの荷台であおりを超えるかどうかくらいの量でした。ジムニーに積載できるか不安でしたが、後部座席を使えば問題ありませんでした。
持って帰った薪はとりあえず庭に転がしておいて、庭の整理をしつつ薪棚を用意する予定です。
今後のこととか
幸い、山梨では薪の無料配布や農家による剪定済み枝木が配布されています。そういった機会を活用して薪の確保をする予定です。そのためにチェーンソーを導入します。住宅環境とか使い勝手を考えて、バッテリー式の物を導入しようと考え中。また薪割りのための薪割り機も導入予定で、これは手動タイプの物が良さそうだと思いました。
今年は薪ストーブの本格運転に備えてインフラ面の整備を主とし、来年以降本格的にストーブを運転する予定です。