秋冬は一般的にはHF帯の飛びが悪く、長距離交信を狙うのに適していない季節だそうですが、それはそれとして色々と積極的に活動ができたのでいろいろとまとめて見ます。
QSOパーティーに参加
年始の恒例行事らしいQSOパーティーに参加し、21局と交信をしました。
ちょうど開催期間が実家に帰省しているタイミングだったので、メインリグのIC-705を持って帰って運用。3ヶ日は運用できなかったので1/4からの運用でした。V/UHFのFM/AM/SSBでCQを出しましたがこの時点で4~5局くらいしかQSO成立せず。QSOパーティーでは多くの声が聞こえると言われていたので期待していたのですが期待外れに終わりました。
しょうがないので最終日の1/7に7MHzのFT8で運用。どうにかこれで合計21局達成しました。JARLにサマリーシートを提出しましたが1/28現在、いまだにステッカーは到着していません。同じタイミングでついでに申し込んだステッカー台紙は先に届いたのですが。
サマリーの内容に不備があった、提出が遅かったので処理が遅れているなどいろいろと考えられますがまあ貰えなくても良いや、くらいの気持ちで気長に待ちます。
金ヶ岳でSOTA運用
2024年最初のSOTAアクティベーションは山梨県内の金ヶ岳でした。
暖冬の影響で雪が少なく、例年なら雪が積もっている茅ヶ岳・金ヶ岳もほぼ無雪だったので行けると思って登頂。気温は低かったものの、無線の運用に支障は無く楽しく登山ができました。荷物を減らすため、甲府盆地内だけで4局交信行けるだろうと踏んでリグこそはIC-705を使ったもののアンテナはV/UHF帯のSRH770のみ所持。無事に430MHzのFMで5局と144MHzのFMで1局とQSOしてアクティベーション達成しました。
自宅用アンテナを調達
IC-705を入手してからは自宅からもHF帯の運用をする機会がありましたが、RHM12かHFJ-350Mをいちいち展開していました。
回数を重ねてマッチングにも慣れてきましたが、さすがにいちいち展開と収納をするのは面倒くさいしそもそもFT8なら片手間でやれるはず。と言うわけで自宅用のアンテナを昨年末あたりから検討していました。
屋根の上にアンテナを上げる作業はしたくないし、依頼するにもコストがかかる。かといってマストを上げるのベランダの形があまり良くないしなぁ、と色々思案をして結果的にワイヤーダイポールアンテナをベランダの物干しからぶら下げて地上部分でロープで固定する逆V字張りを検討。近所の無線機屋でW721を調達してきました。
説明書を見ながら組み立てて設置。調製用エレメントは切り取らず先を折り返してからアンテナエレメントに巻き付けて長さを調整しました。たぶん張り直しとか調整を今後もやるので可逆性を確保しておきたかったです。
いちおう7MHzは同調が取れて、7.041 ~ 7.100MHz付近でSWRは1.5くらいです。10WのFT8運用に支障は無いレベルと思う。一方21MHzはちょっと同調がうまくとれず、21.074MHz付近でSWRが1.8MHzくらい。たぶん実際の運用で問題は無いと思いますがちょっと気になるので7MHzのみの運用としています。いずれアンテナチューナーを導入したい。
固定用アンテナを導入したことでFT8の運用実感が一気に増えました。基本的に家で仕事をしている平日はJTDXを起動しっぱなしにして固めで見ながら運用しています。国内局ならだいたい問題なくQSOできますね。ときどき海外まで届くことも。一度、アラスカとQSOできたときは感動しました。
自作のアプリからある程度詳しい位置関係を確認できます。
シャックの作成に着手
固定用アンテナの導入で自宅での運用環境が改善されたので、ちゃんと無線機とか計測器や書籍などを整理する棚を用意しようと思いました。今は収納棚の上にゴチャっと並べているだけなので。とりあえず、カインズでツーバイ材を購入し家に余っていたディアウォールで棚を作成。ケーブル類を調整してなんちゃってシャックの作成に着手しました。この辺りが完成したらまたブログに残しておこう。
今年は暖冬で雪が少なく、あんまりスノボへ行けないのもあって冬場の時間の使い方として無線が仲間入りして時間やお金などリソースを使えている。無線機本体は高かったけどアンテナとか関連機器はAmazonで安く仕入れたり自作も組み合わせて安く仕上げられているのでとても良い。シャック作りとかも一気にやらず、ちょいちょいやるくらいで細く長く無線を今後も続けていきたいな。