@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

品川マラソンフェスタ 2016 Summer で走ってきた

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1年前に小江戸川越マラソンに参加をしたのだけれど、そろそろ大会に出ようと思ったので品川マラソンフェスタ 2016 Summer に参加に参加をしました。

品川マラソンフェスタ 2016 Summer

結果はこんな感じ。

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実はペースは前回より落ちていて、前回(11月)は 5'37 / km だったのだけれど今回は 5'59 / km と20秒くらい差がついた。暑かったのが原因ってことにしておこうかな。

トレーニング中に膝の痛みが出たことが2回くらいあったので、完走できないかもと思っていたけど、幸いどこも痛むことはなく完走できました。

朝から走って会社に行くので、疲労感が出てしまうときもあったけど適度なツッコミとスルーをしてくれたコベリンのメンバーに感謝。

あと、アクティビティに「いいね」をしてくれた @NorsteinBekkler にも感謝🙏🙏🙏

夏のハーフマラソンを走り切ったので次は秋〜冬のフルマラソンに挑戦をしたいな。

サントリー白州蒸溜所に行ってきたよ

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白州蒸留所

コベリン恒例のクリエイティブ休暇を利用して、サントリー 白州蒸留所に行きました。去年は八丈島だったね。

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白州蒸留所は山梨県北杜市白州町にあって、JR小淵沢駅が最寄り。駅からはシャトルバスで15分程度かかる場所にあるので、交通手段をしっかり用意して行かないとダメ。当然、車で行くとテイスティングはできなくなるので注意。

ゴールデンウィークに行った山崎蒸留所はJR大山崎か京阪山崎駅から歩いて5分くらいの所なので気軽だったけど、白州は比べ物にならないくらいど田舎にあったのが印象的。とは言え、南アルプスの綺麗な水が利用できるこの土地だからこそ、美味しいウィスキーが作られているわけ。

ちなみに、サントリー天然水南アルプス工場も蒸留所に隣接されている。雰囲気だけれど、見学者は蒸留所より天然水工場の方が多かった感じがしたよ。車で来ている人が多かったから、まぁそんなもんかって感じ。

製造工程見学

山崎は大阪へ向かう新幹線の中で唐突に思いついてスケジュールを組んだので、製造工程見学の予約はできなかった。その点、白州はだいたい3週間前くらいには工程見学の予約を入れた。とはいえ、それでも最後の1人って感じだったけど。

しかも、朝10:30スタートなので日帰りは無理だと判断して前入り。ちょっとした旅行気分でなかなか楽しかったから良いやってね。

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製造工程見学のツアーでは、ガイドのお姉さんが丁寧に解説と質問に答えてくれる。山崎蒸留所との違いなんかも教えてくれて面白かった。

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白州のスモーキーフレーバーを作るために利用されるピート、そして麦芽

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最初の工程「仕込み」で、白州の水をお湯にした物と麦芽をピートを燃やした熱で温めることで、麦芽の持つデンプンが糖へと変わる。これは、発酵の過程でデンプンを酵母はアルコールに変える事ができないから、らしい。糖へと変わったデンプンは酵母によってアルコールへと発酵される。

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次の工程「発酵」で、酵母を使って麦芽や糖をアルコールに変えていく。この巨大な木の桶も白州独特の物だそうで、一般的には金属製の物が利用されるそうだが、白州はあえて手間をかけても、木の桶を使うことに拘っているとのこと。この段階でアルコール度数は7〜8%程度とのこと。

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そして蒸溜所の目玉の「蒸留」へと工程は進む。水分とアルコールを一緒に熱することで、アルコールのみを抽出できる。小学生の理科でやったやつだ。ウィスキーでは2回蒸留が行われるらしい。この工程でアルコール度数が70~80%となる。

また、よく見ると蒸留に利用されるポットスチルが何種類かあるのが分かる。実はポットスチルの種類に応じて味が変わってくるのだ。白州はポットスチルの種類、熟成した樽の種類、置いた場所、時間など様々な要因によって変化をする原酒と呼ばれるお酒をブレンダーがブレンドすることで完成するお酒なのだ。

この様にポットスチルが複数種類あるのも珍しいとのこと。

また、「仕込み」「発酵」「蒸留」までの工程は地下や建物の外に張り巡らされたパイプラインによって次の工程へ自動的に進む事ができるようになっているらしい。実際、蒸溜所で働いている人は数十名しかいないらしく、適切な自動化が施されているように感じた。

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そして、ウィスキーと言えば「熟成」。樽は利用される材木の種類だけでなく、利用した回数、前に入っていたお酒の種類によっても作られるお酒の味が変わる。有名なのはシェリー樽。ワインをかつて熟成させた樽にウィスキーを詰めることで、かなり独特の味が生まれる。

熟成のための建物は実はエアコンが無く、急激な温度変化を避けるために壁が厚くなってはいるものの、樽の位置によって湿度や温度に違いが出るらしい。これらもまた、ブレンドを行うときに味に変化を作る1つの要因となるということらしい。

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そして、最後の工程が「ブレンド」。見学では自分でブレンドをするわけではなく、原酒と製品、そしてハイボールとをそれぞれ飲み比べてみることができる。原酒はアルコールも強くエグみもすごくて、なかなか楽しんで飲める物では無いのだけれども、その奥には確かに製品となった白州の優しくまろやかな風味や香りが存在するように感じられる。

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見学の後はおみやげを見て回ったり、併設されているバーでテイスティングが楽しめる。また、レストランもあるので、そこでも料理やお酒、デザートやコーヒーが頂ける。本当は見学の後、駅に戻ってぶらつこうと思っていたのだけれど、雨が降ってきたこともあって結局1日を潰してしまった。

そんな白州蒸留所。

山奥で行きにくいところではあるのだけれど、行くだけの価値があるところだったと言える。

次はぜひ山崎蒸留所の工程見学にも行きたい。

旅とか酒とか

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社会人になったあるタイミングで、ウィスキーの美味しさを教えられたときあたりから、酒の美味しさと言うものを知ってしまった。

それからと言うもの、家の食器棚を片付けて、お酒の棚にしてしまい常時アルコールは絶やさない。どこか旅行に出かけてはその地方の何かしらの酒を買う。そんな生活を送っている。

ウィスキーは好きだし、日本酒も焼酎もワインも好きだ。大体のやつは美味しい美味しいと言って飲む。

そんなことをやっているといつしかお店の人に「これは、ちょっとクセの強いやつでしてねー」とか言われるのを積極的に買うようになってしまった。その結果、棚に並ぶお酒は変な奴が多い。

お陰で減るペースもゆっくりで良いんだけどね。

旅とか

2016年も折り返しが見えてきたのだけれど、思い返せば色々と出かけた。ちょっと振り返ってみよう。

じゃがいも焼酎

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焼酎と言えばサツマイモ。変わり種でワカメとか。そんなこと言ってたら、北海道のおみやげでジャガイモの焼酎を頂いてしまった次第。

確か、甘い感じの焼酎で、ほのかにジャガイモの風味がする。そんなおもしろ焼酎。北海道のどこで買えるのかは分からないけれど、行く機会があれば是非買いたい。

「旅とか」とか言いながら、いきなり旅してないあたりは些細な問題だと思う。

月の井酒造

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大洗!ガルパンラベルのお酒もおいしく頂いた。オススメはカバさんチームの特別純米。程よい甘みと風味が楽しめる甘い日本酒だった。あんこうチームの純米吟醸は、吟醸らしくすっきり辛口。大洗は良いところ。

越後湯沢の飲み比べ

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3月、越後湯沢へスキーに行った際、駅の飲み比べコーナーが天国的な空間だった。500円で5杯まで様々なお酒を試すことができるとは!!

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ちなみに、塩のテイスティングもできるのでツマミにも困らない。やばい

COWBOY

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そんな越後湯沢で買ったお酒が COWBOY 日本酒ながらしっかりと味がついていて、肉料理との組み合わせをお勧めされた。単体で飲むより料理と一緒に一口頂くことで、料理の味をより楽しめる、そんなお酒。

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家で作った燻製胸肉で頂いた。

ミラー

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これも旅じゃなくて、会社の近くのスーパーで買えるアメリカのビール。ずっとアメリカ旅行をしていたときに、バドワイザーにつかれた時であったのがミラー・ライト。同じ会社のドラフトがこれ。

あんまり苦味のない、すっきりとした飲み口で、暑い時にグビグビやるならこれのほうが良いなぁと思ってる。

瓶だけどペットボトルっぽいキャップなので栓抜きがいらない。

梅田で飲んだフローズンブラック

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💩 on 🍺

山崎の原酒たち

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GWに大阪の実家に帰った時、そう言えば今まで行ったことのなかったサントリー山崎蒸留所へ行った。

生憎、製造工程見学は予約で一杯だったけど、博物館の見学だけはできたのでそちらへ。ぶらぶら見て回ってから、テイスティング。1杯100円からとお安い。憎いねぇ。

国内外のウィスキーがあるのだけれど、工場限定の原酒たちをチョイス。山崎、白州、響に加えてスモーキー樽、ミズナラ樽、シェリー樽の3種類の27種類+山崎は一切熟成されていないニューボトルの28種類。

樽の違いをダイレクトに楽しむことがでた。スモーキーは燻製のような、シェリーはブランデーとかの、ミズナラはウィスキーっぽい香りが。ただ、どの原酒もその風味の奥にそれぞれのお酒のキャラクターが確かに存在していて、これから時を重ねて風味が混ざり合い、美味しいお酒になることを感じさせた。

ちなみに、工場では山崎の原酒が販売されているので家でも楽しめる。ストレートよりは水で割って飲むのがちょうど良いかも。 

8年間連れ添った"彼女"にさよならをした

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この家には絶対のルールがあって、それは必ず女性の名前をつけることだった。"彼女"もその例に漏れず、名前を YORIKO と言った。

「PCは大学に入ってから買いなさい」と親に言われたことを覚えている。

だから、大学2年の2月か3月に引っ越しをした後、自分用のマシンを作った。

要件も覚えている。

この辺りを満たすマシンを2008年の春に作った。かかった費用は11万円くらいだったと思う。OS代は大学のライセンスを使えたので除いている。

それから8年。M/BもCPUもグラボももちろんストレージも何もかもを取り替えたのだが、それでも "彼女" はそのままだった。

利用していたCPUはi7の台1世代 i7-940

M/B は MSIX58A-GD45

グラボASUSGTX650-E-1GD5 を2つ

最終的にSanDiskのメモリを 16GB 積んだ

もちろん、Blu-rayのドライブも搭載して、映画なんかも見られるようにした。

上記のコンポーネントにアップデートしたのは 2012 年か 2013 年だったと思う。

ディスプレイもアームを使って4枚に出力していた。

結局のところ、「飽きて」しまったのだ。

あんまりゲームもやらなくなった。プログラミングも mac book pro があれば十分ということに気が付いた。

そうなると、ハードウェアのメンテナンスが必要になる "彼女" は、ただ手のかかる奴でしかなく、その瞬間、別れようと思ってしまったわけだ。

パーツをばらして売却。全部で 14,500 円。そのお金でBlu-rayプレイヤーと Chromecast を購入した。今の俺に必要なのは多分あとは Fire TV だけだ。

年をとると共に趣味が変わると言うのだけど、なるほどと言ったところだ。今、趣味は変わった。かつてはコンテンツを楽しむための手段にフォーカスを当てていたのだが、今ではコンテンツそのものを楽しんでいる。

これを成長というのか退化と言うのかは、分からないが少なくとも今を楽しんで生きているし、そして同時に青春の一つが終わりを告げたのかもしれないと、そう思う。

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在りし日のデスクトップにさよならを。そして、この世界の自作erに祝福を。

1年が経ちました

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テンショクして1年目のデスク

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長かったようだけど一瞬だった気もしますが、合同会社コベリンにジョインをして1年が経ちました。

テンショクしてから1年間、別に前職の人たちと仲が悪くなることもなくまた、もちろんコベリンメンバーとも仲良く楽しくやれているのは、非常に良いことだと思います。

非常に加速度を感じる1年で、1年前の今頃と比べると仕事に関することも生活に関することも全てが高速化したように感じます。

なにやってきたの?

お陰さまで、昨年秋にAndroid 版 featherのリリースをしました。メンバーの中ではメインのコントリビューターとして活動をしています。

また、社名は出しませんが友人の会社にお手伝いで行って、コードを書く以外にも業務フローなどについても助言をするようなポジションで働いています。

これからなにするの?

feather の開発は自分にとっても、また会社にとっても色々と新しいことをやっている感じなのでノウハウとかがそれなりに蓄積できてるなぁと言った気分。アプリの開発、改善を通して得られたことをまた勉強会とかを通してアウトプットしていきたいですね。

また、新期サービスをやりたいと言う機運が今来ているのでこの流れに乗って新しいものを作ります。

あと、長いことライブコーディングを開催していないのでまたやりたい。

そんな感じです。

アルジャーノンに花束を を読んだよ

読んでおいたほうが良いSF作品の一つとしてタイトルは知っていたけれど、未読だった本の一つ。映画版のタイトル「まごころを君に」は多分劇場版エヴァの元ネタだと思う。

32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。手術を受けたチャーリイは、超天才に変貌していくが……人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。

知識だけが人を幸せにはしないのではないか、そんな仮説に基づき本編は進行していきます。

序盤、手術を受ける前のチャーリーはパン屋で働いていますが、同じ職場の同僚はよき仲間で、良き友達でした。しかし、手術を受け徐々に知能が上がり、できる仕事が増えてくるチャーリーに対し、同僚たちは恐れ、彼を退職に追い込みます。

この物語の面白いところは、チャーリーの経過報告書(日記)形式で進行するところ。チャーリー視点でのみ語られ、客観的な情報はほぼありません。

そのため、例えば同僚で仲が良いと思っていたパン屋の人々も、よく読んでみると彼らの言動はチャーリーをからかったり、バカにしている物に見えます。しかし、それでも当時のチャーリーは幸せだったのです(そして、我々は幸せとは何だったかについてまた考えてしまう)。

知能のあがったチャーリーはその過程で知能、知識、知恵に加えていくつかの物を手に入れます。同じ手術を受けたネズミのアルジャーノンへの友情、彼を人として接してくれたアリス・キニアンとのロマンス、手術の責任者で学会での出世を狙うニーマー教授との確執など。

結局のところ、手術は不完全でチャーリーは元の知能レベルよりも悪い状態に戻ってしまいます。

それでもチャーリーは、アルジャーノンに対する友情だけは最後まで持ち続けました。

知能は幸せを満たすものでは無いという考え

ただ知能があるだけではだめで、幸せを得るには道徳的、情緒的な物が無ければ人は幸せにはなれない。初出は1959年。東西冷戦の真ん中。ハイラインの「夏への扉」が57年で、戦後の好景気の時代、科学技術こそが人を幸せにすると考えられていた時代だったのかもしれません。

さて、チャーリーは手術によって上がった知能レベルにより、友情や愛情の一片に触れ、そして最後までその一部を残すことができました。

知能だけでは、知識だけでは幸せにはなれないでしょう。しかし、それは愛情や友情を得るための道具にもなり得るようです。自分の持つ知識に甘えることなく、謙虚にしかし前に進むことだけはやめない生き方をしていきたいものです。

ところで

昨年あたりドラマ化されたらしいですね。その影響か、 kindle で販売されたのかな?まぁ、ドラマの方は見なくてもよさ気な雰囲気を感じ取ったのでスルーします。

ガールズ&パンツァーという体験~4DX劇場版ガールズ&パンツァーを見てきました~

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4DX 劇場版 ガールズ&パンツァーが公開されたので、見に行ってきました。

nlab.itmedia.co.jp

1月終盤あたりに、イオンシネマが情報をお漏らししちゃったのは今ではいい思い出です。

ガルパン体験~とんでもない没入感~

高地ふもとでの戦闘。あさがお中隊の防衛戦を突破せんと大学選抜チームは火力で押し切ろうとする。そして、知波単学園のラインが突破されそれを追撃しようとするサンダース付属とウサギさんチーム。しかし、大学選抜の強力な火力の前にアリサのM4やウサギさんチームのM3は走行不能に・・・。

通常版、極爆版でも何度も見たこのシーン、4DX上映だからだろうか、見ていて非常に不安になった。本当にこの戦いに勝てるのだろうか・・・大洗女子は存続できるのだろうか・・・。

知っているハズの結末、何度も見た展開を前にそんなことを考えてしまう。そんなとんでもない没入感だった。

そう言えば、初めて劇場で見終わった時も足の震えで椅子から立てなかったりもした。

あの時と同じか、それ以上の体験ができた、最高の時間でした。

また行きたい。