@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

八丈島に行ってきた

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東京から300km離れていても東京都。ネット通販で「翌日お届け(一部地域と離島を除く)」って書かれる離島。

そんな八丈島に会社の休みを利用して行ってきました。

Why 八丈島

酢酸先生( id:ch3cooh393 )が今年の頭に夫婦で伊豆大島に行かれていたのを見て、離島への憧れの自分の中でありました。で、東海汽船のサイトを見ていたら、伊豆大島へ行く大型フェリーがちょうど自分の休みの間には就航をしていなかったんですよね。

正直な話、行き先はそこまで大事じゃなくて「船で一泊以上する」「帰りは飛行機」ってのを満たせればどこでも良かった。

となるともう終点まで行くしかないな、って気分になったので八丈島まで行くことにしました。

浜松町駅からの旅出

JR浜松町駅から歩いて竹芝桟橋へ。途中にあったすき家で晩御飯を食べてまっすぐ歩けば竹芝桟橋

東海汽船ターミナルは大きくて迷わないと思う。建物にはポスターや無料のガイドブックなんかが置かれていたので、ここで情報収集をするのが良いのかなって思った。

出港は午後10時半。30分くらい前になると乗船できるようになる。

レインボーブリッジを通り過ぎたりするのを眺めつつ、食堂で飲みながら読書。食堂がオープンしているのは午後11時半までだけれど、時間後はオープンスペースになるっぽい。酒盛りしているオッサン達が現れたのでさっさと退散。

島流しなう

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起きたら八丈島だった・・・。と言いたいところだけれど、実際にはここに着くまでに三宅島とかの経由港到着のアナウンスで起こされると思う。

床だけの2等とかだとアレなんだろうな。今回自分は個室ベッドの特2等を利用しました。

泊まった所はハッチー・ジョーズ・ホテル

久々にドミトリーを利用。船の到着する底土港から道を挟んですぐの所にありました。電話をしたチェックインをしても良いってことだったのでそのままチェックイン。

初めての原付き

今回の旅の楽しみの一つに、原付きの運転をするってのがありまして。モービルレンタカーで1日2,500円。3日と3時間くらいと保険金で9,100円でレンタルできました。安い。

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1万キロオーバーのTodayでしたが、島の急峻な坂に負けること無くグイグイ行ってくれる頼もしい相棒。

そんなわけで原付きによる島ぶらぶらをスタートです。

まずは温泉を目指すよ

何は無くとも風呂には入ろう、それだけが生きがい。八丈島にはいくつか温泉があって、色々違ったお湯を楽しむことができるとのこと。風呂を目指して八丈一周道路を走っていきます。

写真は難所の一つ、大坂トンネルの展望台からの眺め。ここからの夕焼けは非常に有名なんだとか。

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さて、とりあえずやすらぎ湯を目指すも臨時休業。しゃーないのでそのままみはらしの湯を目指した。

あー、ここすごい。すごいよ。開放された露天風呂からすっごい外が見える。そんな感じのところ。

あまりにも良いので11時くらいに到着して結局グダグダしながら午後1時くらいまで過ごしてた。これで500円は安い。

適当な散策

展望台の上にあった給水所だと思ったら酒だったやつとか。

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「利用無料!」って書かれた休憩スペースが廃墟みたいだったりとか。

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灯台とか。

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「ポットスポット」と言って、川が侵食されて水が貯まる部分ができる現象が、連続して発生した珍しい場所とか。

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体が寿司を求めている

寿司は食べておこうと思ってたので銀八さんにお邪魔。運転なのでお酒が飲めないのが残念だけれど、ちゃんと島寿しは食べてきた。

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づけがうまい。うまい・・・。

体が温泉を求めている

この辺りはもう完全に欲望のままに動いてた。再度島の反対側にあるみはらし湯へ。露天風呂で星を眺めるサイコウの体験をしました。

ただ、帰り道が真っ暗で・・・。街頭あるけど峠道はヘッドライト以外は真っ暗。

昼間なら明るい登龍峠の展望台も

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夜景が見える程度には暗かった。

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ドミトリーで情報交換

交換って言っても一方的にもらうだけだけれど。同じ部屋に泊まってたおじさんに幾つかの情報を貰った。

  • 寿司は八丈ストアで買ったほうが安くてうまいぞ
  • 泊まってるところから歩いていける梁山泊って居酒屋が焼酎とか出るし、ウマイ
  • 島焼酎飲み放題のコースの旅館とかもあるから、そういうのを探すのも面白いよ

いいねぇ、旅だねぇ。

雨には勝てなかったよ

酒には勝てなかったよ

昨日教えてもらった梁山泊へ。いくつかの島焼酎を頂きましたが、全体的にすっきり飲みやすく、むしろ今まで芋臭いやつばっかり飲んでたので、こんなモンかと思っちゃうくらい。

焼酎が苦手な人でも行ける系の奴なのかな?ただ、「もう酒蔵さんがお店を畳んじゃったので、手に入らない」とか「ここの居酒屋にしか卸してないので、他では飲めない」お酒がたくさんあったのは面白かったです。

あと、店主がオリジナルで作っている「梁山泊」というお酒は「島の華」という焼酎をシェリー酒の樽で寝かしたやつだとか。

焼酎のようにスッキリと飲みやすく、でも香りや風味はバーボンというちょっと贅沢なお酒でした。

登山に挑戦だけはした

八丈島で一番標高が高い八丈富士へ3日目の朝一番で挑戦。結果は惨敗。

有功視界2メートルくらい?五里霧中?本当はゲートを自分で開けて登っていくことができるんだけれど、視界悪すぎるのでやめときました。カルデラに落下とか洒落にならんて。

めっちゃ散策した

八丈島に渡し船を出すことで財を築いたという人の服部屋敷跡。

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中は様々な歴史的な物の展示場になってて、例えば勝海舟が一時は八丈島に住んでいたとされる時の写真であるとか、勝海舟福沢諭吉らと共に咸臨丸でアメリカへ渡った浜口興右衛門の資料なんかが展示されていて興味深かった。

浜口もその先祖は流人だったらしい。徳川綱吉のころ、浜口の先祖は医者として幕府に勤めていたそうだが、綱吉の体調が優れないことから心の病では無いかとあたりをつけて芸姑を大奥へ呼んだところ、それを咎められたと言う。

善意によることだったので、島流しとなったと言う。

そういうので島流しになるのねぇ。

あと、信じられないような砂利道を進んで行くと

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黒砂砂丘です。

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黒い。

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なかなかの景観。

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竜の巣だ!的な。

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おわり

八丈島の空港から羽田までは55分のフライト。本当にあっという間だった。モノレールで浜松町まで戻ってあとはJR。あ、なんか一周して戻ってきた感じで面白い。

雨で行けなかったところも多かったけど、結構楽しめた。つぶやく暇も無いほどにいろんな物が目に飛び込んできた。

月次だけれど「自然」を感じた。また行きたいと思えるところの一つですね。

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もらってきたガイドブック達が、新たな旅へ誘うのだ・・・。