@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

妊娠・出産にかかった医療費を計算してみた

確定申告の季節ですからね、医療費の集計を行う中で昨年第一子の妊娠・出産にかかった医療費を計算しました。結果的にかかった費用は292,777円でした。

細かい内訳

妊娠前

なかなか妊娠が成功しないので不妊治療を行いました。お世話になった病院は扇町にあるARTレディースクリニックさんです。

www.olc.ne.jp

不妊治療と言えば体外受精などを想像しますが、私達はタイミング療法で完結しました。不妊治療を行った関係で妊娠発覚までに毎週のように検査として超音波や尿検査、血液検査を行いました。その結果多めにお金がかかっているかもしれません。ARTレディースクリニックでかかった費用は61,442円と交通費が23,100円で84,542円でした。

妊娠中

妊娠したことがわかり母子手帳が発行されてからは、大阪急性期・総合医療センターに通いました。家からは実は遠いのですがNICUがあること、出生前診断を行っていることが選んだ理由です。

www.gh.opho.jp

3月中旬の妊娠初期から分娩までこちらでお世話になりました。私達は大阪市在住なので大阪市が発行する妊婦健康診査受診票を利用しました。予定通り出生前診断として羊水検査を行いました。ただ、予想外の出来事として妊娠糖尿病を妻が発症したためそれに関する治療費や入院費用がかかっています。

結果的に急性期総合医療センターでかかった費用は163,415円と交通費が23,100円の186,515円でした。ちなみに、定期検診にかかった費用は21,344円で分娩とその後の入院費用は16,240円でした。

妻を対象とした医療費はここまでで、次は子供を対象としてかかった医療費です。

出産後

さて、今回の出産は実は早産でした。だいたい1ヶ月くらい早かった計算です。そのため分娩後NICUに子供は入院をしていました。さらにその後、周期性呼吸という症状が発生。命に直接関わることは無さそうであるものの、モニタリングが必要なため1ヶ月半くらいNICUへの入院が継続しました。入院期間が長引いたこと、早産だったことを鑑みて未熟児養育医療の給付を申請して受理されました。

www.city.osaka.lg.jp

これによって医療費自体は補填され、ミルク代やおむつ代として39,300円かかりました。

まとめ

今回集計をとって、30万円くらいの費用がかかったことが分かりました。費用を高くしている要因として不妊治療、妊娠糖尿病、出生前診断、早産があります。妊娠糖尿病と早産については想定外のものでした。また、NICUに入院していた子供の見舞いにかかる交通費は医療費として計算できないため含まれていません。

感想

思ったより金額がかかった印象です。妊婦健康診査受診票や出産育児一時金があるため費用を抑えられているとは思いますがやっぱり結構お金がかかるんだなと思います。 妊娠中の定期検診や分娩そのものにかかる費用は妊婦健康診査受診票や出産育児一時金で抑えられていはいますがそれでも足が出ていますね。

今回利用した助成金がいくつかありますが、だいたい全部自分で調べたものです。未熟児養育の給付なんてほんとに知らなかった。申請主義のしんどいところですよね。もしかしたらまだ忘れているものがあるのかもしれません。

もうちょっと抑えられる仕組みがあると良いなぁ。