@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

2017年の振り返りと反省

記事を書こうと思いつつ地球防衛軍5をプレイしていたら年が明けました。あけましておめでとうございます。

2017年も色々なことがあったように思います。生活が大きく変わった2016年と比べて若干、変化のスピードは遅かったかもしれませんが。何があったのかを思い出して、2018年はこうしたいな〜みたいなやつを見つけたい。

よかったこと

kotlin 本を書いたこと

numa08.hateblo.jp

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書籍執筆は昔からやってみたかったことなので、今回達成ができて非常に満足しています。自分の経験ベースでjavaをkotlinに書き換えるという作業については出し切ったかなと思ってます。本を書く作業の中で曖昧だった知識や記憶を整理することもできて、やっぱりアウトプットは大事だなと再認識しました。6月から執筆開始して11月の末まで何かしらの書籍関連の作業をやっていたので、作業時間としてはなかなかの物だったかもしれません。印税!速く来てくれー!!

キャンプ趣味を始めたこと

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ブログに書いたのは郷路岳に行ったやつだけですが、富士山のふもとっぱらや本栖湖、北海道各地、近所の公園、潮岬、箕面など色々と行きました。一人遊びが充実していて良い。お金はかかっちゃうけど工夫できるところもいっぱいあって楽しい。Youtubeでキャンプ関連の動画をいっぱい眺めるのが楽しくなりましたね。寒い間は電車で行けるところでデイキャンプだけにして、暖かくなってきたらまたキャンプに行きたい。ゆるキャン△が最高。

登山もやり始めた

奥さんと一緒に登山をするようになりました。あんまりガチの雪山なんかに行くつもりはなくて、標高1000m前後の山ばっかりですが、今年は夏の剱岳とかそういうのにも行きたい。ヤマノススメが最高。

大阪で生活を始めた

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東京に疲れたので大阪に引っ越しをしました。リモートワークの工夫点とか困りとかについてなんか記事でも書こうと思っていたけれど、特にこっちに来てからこれをやったみたいなやつはなくて、2,3年前から地味にオフィスの中でリモートワークを導入してみてちょっとずつ問題点の改善を図ってきたかなぁって感じです。あ、でもYAMAHAのマイク・スピーカーとかWEBカメラは買ったとか言ってたな。仕事をする上でも何も支障はないし、成果出せば打ち合わせのとき以外は寝てても良いし。何より、通勤電車から開放されたのが嬉しい。前のオフィスの時から歩いてオフィスに行っていたけどね。

本とか

相変わらずちゃんとまとめてないけど、ほとんどkindleで完結するようになってるので、購入履歴を見れば良いぽい。

エピローグ

エピローグ

  • 作者:円城 塔
  • 発売日: 2015/09/17
  • メディア: 単行本

  • エピローグ

円城塔は「これはペンです」以来アレルギーを感じていたのだけれど、弊社の社長の@ryoheycに勧められて読んでみたらめちゃくちゃ面白かった。文字によって構成された文学というフォーマットを利用して文字が文字に対して進行しようとしている状態を、全てのストーリーをラブストーリーへ変えてしまうエージェントを投入することで丸く収めようとする話、だと思う。人格を仮想環境内で並列処理して敵の攻撃を防ぐとか、ITっぽいエッセンスも盛り込まれていて設定が最高に面白かった。設定は面白かったけどストーリーが何だったのかはよくわからんが、まあ円城塔だもんなぁという感じもある。

羆嵐 (新潮文庫)

羆嵐 (新潮文庫)

  • 作者:昭, 吉村
  • 発売日: 1982/11/29
  • メディア: 文庫

三毛別のヒグマ事件の話。何が起こったのかはwikipediaが詳しい。三毛別羆事件 - Wikipedia

吉村昭の有名なやつだけどまだ読んでいなかったので。むちゃくちゃ寒くて貧しい北海道の農村で起こった獣害を彼の独自の取材とまるでその現場を見てきたかのような臨場感で描いていて小説として非常に面白かった。熊怖い。羆によって人間が食われることも当然怖いんだけど、備蓄していた食料が食われることは冬をこす必要のある開拓民にとって本当に死活問題なんだなぁと。あと、本州の熊と北海道の熊は別物で、本州から開拓してきた人々は最初熊を舐めていたんだなぁと。

新装版 赤い人 (講談社文庫)

新装版 赤い人 (講談社文庫)

  • 作者:吉村 昭
  • 発売日: 2012/04/13
  • メディア: 文庫

  • 赤い人

同じく吉村昭の小説で、羆嵐と同じく北海道が舞台。こちらは今の月形村がある樺戸集治監の話。北海道開拓のために集められた囚人がどんな暮らしをしていたのか、あるいは彼らを監視していた看守や典獄はどんな人間だったのかを淡々と解説する歴史小説。この本を読んだので夏には実際に月形村に行ってみて当時の集治監の建物を利用した博物館を見学した。北海道の冬が本州のそれと比べていかに厳しいものなのかは失われていった人命の数を見れば明らか。ただ、当時の政府が囚人の権利や地位を全く重んじることなく、「通常の人なら耐えられない過酷な労働」であっても囚人なら大丈夫だろ的な発想で管理していたことが興味深かった。さらに、現場の典獄と政府の役所との間で囚人の環境に対する認識の違いがかなり大きく、典獄たちは労働者たる囚人たちにそれなりの待遇を与えようとしても、政府がそれを許さないこともあって面白かった。

これは感動しすぎてブログに記事を書いた。

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Amazon で買ったのはこれくらいなのか。

  • HARD THINGS

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  • スペース金融道

スペース金融道

スペース金融道

このあたりを読んだことは覚えている。

いい加減、読書録をちゃんとつけようかなぁ。

OSS活動

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うーん、草も生えない。なんか作ったかなー?って言うやつだと、GoogleカレンダーをLineに通知するくんくらい。

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ちなみにこの仕組は家で「Slack使ったほうが良いんじゃね?」ってことになったので、SlackとGoogleカレンダー連携に移行した。

Qiitaの記事も6件。

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このあたりの記事を書いたりするのに、一番見に行ったリポジトリーは kotlinconf-appだった。

github.com

2018年はもうちょっとOSS活動をしたい。

反省点

今年一番の反省点としては、軽度とは言え鬱を患ったことだと思う。一緒に仕事をしていた会社の環境が辛かった。今では普通に生活をする分には何も問題はないけれど、最後に発生した蕁麻疹の症状だけは未だに治ってない。心がしんどいなーってときはすぐに休める体制が必要。

あとはOSS活動やってなかったとか読書録つけてなかったって感じなんだけど。やっぱり自称「フルスタックエンジニア」として生きていくにはあんまり手が広く伸びないなぁってのを感じている。年始から夏まではインフラエンジニアとして働いて、そこからはスマホとかUnityとか色々やった。色々やったけどやっていない事についてキャッチアップができていなくて、例えばGoogle I/Oの情報をちゃんと仕入れたのは夏以降だったと思う。あと、iOSに関しては完全にキャッチアップができてなかった。

情報を拾い集めることができる点についてはポジティブに捉えても良いのかもしれないけれど、それでもやっぱり自分が携わっていない領域に関しての情報をちゃんと拾い集められるようにはなっておきたい。

そろそろ書き初めの季節だし、そのあたりを目標に一筆認めようかな。

そんな気持ちで2018年もほどほどに頑張ろうと思います。