@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

JenkinsでGradleを利用してAndroidアプリをビルドするときに気をつけたいこと

ちょっと前に id:ch3cooh393 先生が、jenkinsでAndroidアプリをビルドする記事を書いてた。

blog.ch3cooh.jp

2箇所ほど気になるところがあったので、ちょっと残しておきます。

Android SDKが参照できない

環境変数ANDROID_SDK_ROOTを設定し、PATH${ANDROID_SDK_ROOT}/platform-tools${ANDROID_SDK_ROOT}/toolsを追加しておくのがスマートだと思いました。

local.propertiesって基本的には自動で生成される物だと思っているので、あんまり自分で作りたくないかなぁって。

環境変数の設定は、jenkinsのグローバルな設定でよければjenkinsの管理 > 設定 > グローバルプロパティ > 環境変数から設定ができます。

Android Lintにひっかかってる

これはコンテキストにもよるのですが、一概にbuild.gradleの設定をしてビルド成功にしてしまうのは乱暴かなぁと思いました。

適切にlintに通るようにソースコード、あるいはlintの設定を変えるほうが良いと思います。

ちなみに、Android Lintの結果はhtmlでhoge/build/outputs/lint-results.htmlに出力されます。そこで、Gradle Plugin User Guide - Android Tools Project Siteを参考に`

android {
  lintOptions {
    htmlOutput file("index.html")
 }
}

とし、jenkinsのジョブ設定からビルド後の処理javadocを保存を選び、javadoc保存ディレクトリhoge/build/outputs/を選ぶことで、ビルド後にAndroid lintの結果をJenkinsのWEB画面上で確認できてなんか格好良いです。

複数人のプロジェクトの場合、定期的にあつまってlintの結果を眺めてあ~だこ~だ言うのは、開発フローの一貫として中々良かったです。