ちょっと前に id:ch3cooh393 先生が、jenkinsでAndroidアプリをビルドする記事を書いてた。
2箇所ほど気になるところがあったので、ちょっと残しておきます。
Android SDKが参照できない
環境変数に ANDROID_SDK_ROOT
を設定し、PATH
に${ANDROID_SDK_ROOT}/platform-tools
と${ANDROID_SDK_ROOT}/tools
を追加しておくのがスマートだと思いました。
local.properties
って基本的には自動で生成される物だと思っているので、あんまり自分で作りたくないかなぁって。
環境変数の設定は、jenkinsのグローバルな設定でよければjenkinsの管理 > 設定 > グローバルプロパティ > 環境変数
から設定ができます。
Android Lintにひっかかってる
これはコンテキストにもよるのですが、一概にbuild.gradle
の設定をしてビルド成功にしてしまうのは乱暴かなぁと思いました。
適切にlintに通るようにソースコード、あるいはlintの設定を変えるほうが良いと思います。
ちなみに、Android Lintの結果はhtmlでhoge/build/outputs/lint-results.html
に出力されます。そこで、Gradle Plugin User Guide - Android Tools Project Siteを参考に`
android { lintOptions { htmlOutput file("index.html") } }
とし、jenkinsのジョブ設定からビルド後の処理
でjavadocを保存
を選び、javadoc保存ディレクトリ
にhoge/build/outputs/
を選ぶことで、ビルド後にAndroid lintの結果をJenkinsのWEB画面上で確認できてなんか格好良いです。
複数人のプロジェクトの場合、定期的にあつまってlintの結果を眺めてあ~だこ~だ言うのは、開発フローの一貫として中々良かったです。