甲府で自転車を買って生活しています - @numa08　猫耳帽子の女の子

2020年に甲府市に引っ越しをしてきた我が家。市内での引っ越しを経験しつつ、保育園の送り迎えや日常の足として2022年の３月に電動自転車を購入しました。定期的に話題になる「地方都市は車がないと生活厳しい」に対する一つの例として、甲府市内で自転車を使って生活したこの９ヶ月を振り返ってみます。

自転車購入まで

甲府市内の公共交通機関は路線バスかJR中央線、または身延線ですがいずれも利便性が高いとは感じていませんでした。やはり甲府ともなれば車中心の社会で、子どもの保育園の送り迎えはもちろん普段の買い物やレジャーなど、ほぼ全て車です。特に、子供が小さい内は電車やバスに乗るより楽だと感じていました。

しかし、毎日の保育園への送り迎えで車を出すのはそれなりに大変で、特に私は渋滞とか信号待ちですぐストレスを感じる性格ですし、妻に関しはそもそも運転ができないので送り迎え後の私の精神的なコンディションは最悪でした。

そんな事もあって、2022年の３月に電動自転車を購入。なんやかんや、16万円くらいの出費でした。高いなーと思いつつ、自転車なら妻も乗れるし保育園の送り迎えが楽になると良いなーと考えていました。

自転車を購入してから

めちゃくちゃ生活が改善しました。最初は、保育園の送り迎えくらいかなーと思っていたのですが普段の買い物とか子供を連れたお出かけも妻ができるようになって助かりました。電動自転車なので、子供を載せていても運転しやすい点もありますがそもそも甲府市は坂道が少ない土地です。川の土手に出たり、橋を渡るくらいしか坂道がありません。そのため、電動アシストを使って楽に運転ができます。また、自転車が走行可能な歩道も広くて、何より他の自転車や歩行者が少ないのであまり気を使わずに乗れます。車と違って渋滞もしません。

保育園の往復5kmくらいなら、時間帯によっては自転車で行ったほうが車より早く完了します。

確かに、雨が降ると濡れますがレインウェアを着れば問題ありません。登山用のちょっといいやつを揃えているので蒸れることもなく、雨が降ってノロノロ運転になりがちな車と比べると全然快適です。

自転車で困ったこと

当然ですが、荷物を載せられる量は車と比べて圧倒的に少ないです。保育園の送り迎えとついでの買い物で荷物が一杯になります。ついでのついでの買い物はできないので、ちょっと面倒に感じます。

また、雨が降ると濡れます。個人的に、この点は車で感じるデメリットより大したことがないと思っていますが。

あと、保育園の送り迎えで自転車を利用している他の保護者がいないので子どもたちに「あっ！○○くんのパパ、自転車で来てるー！！」「なんで自転車で来るのー？」と好奇の目にさらされます。面倒くさいので基本的に「自転車が好きでかっこいいから」と答えています。嘘じゃないしポジティブに答えらているから良いかなと思っています。