@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

狩猟免許(わな)を取得しました

山梨県が実施する令和3年度第2回狩猟免許試験に合格して、わな猟 狩猟免状を取得しました!!

この記事ではどのような勉強を行ったのか、試験の様子、そして今後の予定を紹介します。

狩猟免許取得のきっかけ

狩猟免許自体は以前から興味があって、いつかチャレンジをしてみたいとなんとなく考えていました。そして、せっかく山梨へ引っ越ししてきて近所に自然がいっぱいあるのだから、とりあえず免許だけでも取得しておこうと2021年の春くらいに思い立ちました。この段階で調べた結果、狩猟免許には「罠」「網」「猟銃(1種・2種)」があると知りさらに猟銃は銃の所持免許なども必要でハードルが高そうだったので、まずは罠の免許を目指して、面白そうなら将来的に銃にステップアップをしようと思いました。

申し込みと失敗

山梨県で実施される狩猟免許試験は、夏と秋の2回なので夏の試験に申し込みました。必要となる医師の診断書などの書類を集めて申し込んだのですが、収入証紙と収入印紙を勘違いするミスが発生。必要なのは収入証紙なのに、収入印紙を送ってしまいました。事務所の方から電話で連絡をいただいて書類を返送してもらったのですが、残念ながらすでに申し込みが定員に達してしまったため書類の再提出ではなく、次の試験を受ける運びとなりました。

狩猟免許試験はそれなりに人気があるようで、定員がすぐに埋まってしまいました。特に猟銃の試験のほうが人気があったようです。

この段階でかなり気持ちが削がれてしまいましたが、しょうがないと思い直して秋の試験を改めて申し込みました。今度は収入証紙を忘れずに購入。

受験者向け講習会

狩猟免許試験を受ける人は任意ですが受験者向け講習会に参加します。しかし、実際にはここで試験対策のためのテキストや過去問題をもらうので、初めて受ける場合はほぼ絶対参加必須だと思います。会場は甲府城跡。罠猟の場合、この講習会でくくり罠の使い方の実演と実践を1回行っただけで試験に望みます。知り合いにくくり罠を持っている人がいれば別かもしれないですが、そういったつてがない場合はここでしっかり覚える必要があります。ちなみに、実演中の動画や写真の撮影は禁止でした。

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試験勉強

試験勉強はひたすらテキストの内容暗記と理解を深めました。過去問題を見てみると、鳥獣の修正など細かい部分についても出題されるようなので、ノートに動物ごとの修正とか特徴をまとめて、資料化しました。このあたりの勉強方法は、試験勉強的なので自分にあった適当なやり方を選ぶと良いと思います。

テキストの理解ができたら次は過去問。過去問で間違えた部分をテキストで補完の繰り返しでした。とは言え、テキストの配布から試験までは1ヶ月ありません。使える時間をすべて使って試験勉強をしました。

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また、鳥獣判別と言って試験管が持っているカードに書かれた鳥獣が狩猟対象かどうかをその場で判別する試験があるのですが、こちらの勉強はYoutubeで「鳥獣判別」と検索すると出てくる動画を使って勉強しました。ちなみに、Youtubeで公開されている動画はテキストに使われている画像がそのまま使われているようですが、著作権周りがどうなっているのかわからないのでURLは貼りません。ただ、受験者講習会でも「Youtubeで動画が公開されているので見てね」と講師の方がおっしゃっていました。

試験の様子

試験会場は県内にある施設で、講習会を受講した場所とは異なりました。午前午後を通しての1日で、まずは午前の学科試験。これの結果が受験後、すぐに出るのでここで合格できなければ午後に試験に臨めません。私が受験したときは、罠猟で30〜40名くらいの方が受験されていて、学科試験で1〜2人程度の方が不合格でした。

午後からは実技試験です。罠猟の場合、まず猟具の判別試験を行いました。机の上に置かれた6個の罠のうち、使って良いものと使ってはいけないものを判別する試験です。これはテキストに使っていい罠、使ってはいけない罠が書かれてたとおりだったので、あまり難しくありませんでした。

次に鳥獣判別を行いました。想定外だったのはこの試験で、プラカードを使うと思っていたのですが、実際にはパソコンのディスプレイ上に表示される画像を見て答える形式でした。さらに、テキストに書かれていたカラー画像とかなり発色が異なっていて、例えば狩猟対象獣のミンクはテキストでは黄色だと思っていたのに試験では赤色に近い発色になっていて、慌てているうちにタイムオーバー。難問か答えられないまま試験が終わってしまいました。

実技試験の結果はその場で出ないので、どんな結果でも最後まで受けられます。最後は実際に罠の設営を行いました。講習会で受講した内容通りに行います。講習会では、試験のときによくやりがちなミスとかうっかりについて教えていただいていたので、そのあたりをメモして注意しながらやりました。

結果発表

試験の受験は12月末で結果発表は1月中旬。年末年始の帰省から戻ってきた頃に山梨県のWebページで公開されているものを見ました。残念ながら自分の受験番号は掲載されておらず・・・。やっぱり鳥獣判別でやらかしたかーと思っていたのですが、1ヶ月くらいして「合格しているので、免状を取りに来てください」と山梨県から連絡があって、実は合格していたことが判明しました。実は、夏の試験がコロナの影響で秋に延期された結果、WEBページに秋の試験と冬の試験の両方の結果が掲載されていました。私が受験したのは冬の試験でしたが、秋の試験と実間違えていたようでした。

今後の予定

狩猟免許を取得してもすぐに量へ行くつもりはありません。実際、罠猟は設置した罠を毎日見回る必要があって、猟場の近くに住んでいない限り役立てられません。ここからは銃猟の免許にステップアップを目指して、銃を手に入れたら猟にチャレンジしたいと思っています。