@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

子どもを連れて清水へ遊びに行った

ブログを1年間放置してしまった...忙しかったんやで。

ここしばらく、まともに旅行できていなかったのだけれど、久々の旅行ということで静岡県清水に子供を連れて遊びに行きました。ブログに書く旅行としては、大阪に住んでいたときの湯郷温泉以来かな。

numa08.hateblo.jp

子ども2歳を超えて好きなもの、興味のあるものがそれなりに分かってきたのでそれらを深堀りする旅行を計画したつもりです。

旅のプラン

2歳を迎えた我が子は誕生日にもらった乗り物図鑑をきっかけの1つとして新幹線や鉄道、飛行機、自動車など幅広いジャンルの乗り物に興味を示すようになりました。きかんしゃトーマスは当然履修済みで、それ以外にも一緒にAmazonプライムビデオで配信されている、南海鉄道の駅を紹介するビデオを見たり一緒にYoutubeで「ぼくは航空管制官」のプレイ動画を眺めたりしています。

もちろん、我らが山梨県にあるリニア見学センターにも行きました。試験運転をするリニアが通過するたびに「もっかい、もっかい」とせがむので何度も何度も走るリニアを眺めました。

と、同時に順当に恐竜も好きになってきています。こちらも誕生日に与えた恐竜図鑑を見ながら「がおー」とか言ったり、Netflixジュラシック・ワールドのスピンオフアニメや恐竜キングを見て満足しています。乗り物と恐竜という、子どもが好きになる2大コンテンツに対して更に好きになってもらい興味を持ってもらおうと思い次のプランを計画しました。

電車、船、恐竜、海の生き物と盛りだくさんのコースです。何を隠そう親である私自身も鉄道も恐竜も船も好きなので一家揃って満足できるプランを組み立てました。

旅の荷物

子どもを連れた旅行ではベビーカーを利用する方も多いと思いますが、我が家の車は積載量に制限のあるジムニーなのでベビーカーを積載できません。厳密にはベビーカーを載せることはできますが、ベビーカーを載せると他の荷物が乗りません。

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そこで、我が家ではモンベルのベビーキャリアを利用しています。

webshop.montbell.jp

これなら車の助手席に乗るので家族3人+荷物で問題ありません。さらに、ベビーキャラは単体で26Lもの容積があるので子ども用の荷物のほとんどが入ります。子どもと子ども用の荷物はベビーキャリアに入れて私が背負、私と妻の荷物は1つのザックに入れて妻が背負うスタイルです。ベビーカーを使うより全てがコンパクトに収まるため、歩道の狭い都市部を歩く場合にも役立つ上荷物も入ります。もちろん、山歩きにも使える優れもの。唯一の難点は、子どもの体重が少なくとも10Kgと荷物で20Kgくらいにはなるためそれなりに重量があること、背負ったり下ろすのが面倒でそれなりにコツが必要になることが挙げられます。我が家の場合、登山も趣味で行うのでベビーカーを買うよりベビーキャリアを使う方が色々と都合が良いです。

最終的にベビーキャリア + 妻のザック + 妻と私のポーチを使って準備が整いました。

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ベビーキャリアの内訳は以下です。

  • 子どもの着替え3着
  • 普通のオムツ10枚
  • オヤスミマン3枚
  • 子ども用のお茶2本、アクアライト2本

妻のザックには私たちの着替えと子どもの着替えが2セット、その他薬などが入っています。これでほとんど一杯なのでお土産を買うスペースはありません。

旅の行程

特急ふじかわ

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甲府駅から特急ふじかわに乗車します。373系列車は3両編成のうち1両が完全指定席で残り2両は自由席ですが、自由席には指定のセミコンパートメント席が2つ用意されています。家族やグループ旅行で便利なので、私たちもセミコンパートメント席を利用しました。

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道中、自由席と指定席ともにほとんど空席状態。少人数の大人だけで乗るのなら指定席券を買わなくても問題無いように感じました。市川大門駅を超えて富士川沿いを走る区間は勾配とトンネル、カーブの影響なのか非常にスピードが遅くて車に抜かされる区間もありました。しかし列車で旅行するモチベーションの1つに自分で運転しないので、スケジュールによっては飲酒可能な点があります。甲府駅売店で購入した富士北麓蒸溜所ハイボールを飲んだり、駅弁をゆっくり食べたりしつつ清水駅へ向かいました。なお、この日はあいにく雨で富士山は見えませんでしたが、帰りの列車からは富士宮の富士山が大きく見えました。

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清水港水上バス

清水駅到着後は水上バスで美保へ向かいました。こちらも席に余裕があり座ることもできましたが、せっかくなので後部デッキに立って周りを眺めたりしていました。船内ではカモメの餌が100円で販売されているためか、餌目的のカモメが出港と同時に船の周囲を飛び回っていてメチャクチャ距離感が近かったです。他の家族が餌やりをしていましたがデッキに突入してくるのでは?と思うレベルで近づいてきます。幸いなことにデッキに侵入してくるカモメはいませんでしたが。

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東海大学自然史博物館

今回のメイン、自然史博物館は船のつく美保港から徒歩3~5分のところにあります。館内は3階建てで、3階が最も古い時代となっていて降りてくるにしたがって時代が新しくなるという順路でした。恐竜ブームの只中にいる子どもとしては3階が一番のお気に入り。今まで図鑑でしか見たことのない恐竜の化石を見て大興奮です。とは言え、展示されている化石のほとんどは別の博物館や研究施設のレプリカがメイン。静岡県産の化石などは2階より下にあるようです。

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ジュラ紀を代表するステゴサウルス。顔が小さい。

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トリケラトプス。ゾウくらいある

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マンモス。国内の自然史博物館はだいたいこいつかナウマンゾウがいる

リバティーリゾート久能山

自然史博物館、海洋学部博物館を見学したあとは再び水上バスで清水港へ戻ってからバスかタクシーに乗ろうと思っていたのですが、この時間になると雨が非常に強くて子どもを連れて移動するとなるとちょっと憚られたため、タクシーを呼んで直接宿泊先へ移動しました。宿泊先はリバティーリゾート久能山ですが、新しい施設のためタクシーで施設名を言っても通じません。「久能山方面へ向かって古宿の交差点を右折」と言うと通じます。

kunozan.jp

滞在型温浴施設ということで町家やでかい大浴場もありますが、大雨の影響でゆっくり町家を見る時間もなく、また子どももまだオムツが取れていないので大浴場も利用できません。代わりに、部屋風呂があるところを選んで、子どもと一緒にお風呂に入りました。

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清水港散歩

一泊して翌日、電車を待つ間清水港をぶらぶら散歩。色々な船が停泊しているのを眺めたり、陸にある工場を眺めました。はごろもフーズニチレイにはいつもお世話になっています...。清水に足を向けて寝られませんね。

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鈴与の石油基地。山梨に燃料を届けてくれるありがたい会社

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懐かしの大阪の船。タンク船というらしい

昼食は駅前のくら寿司でサクッと済ませて、ふじかわで甲府まで帰りました。

感想とか

以前までの子連れ旅行と比べると荷物が増えました。子どもが着る服も大きくなったし、なにより動き回ったりご飯をこぼしたりで汚すので着替えが多く必要ですからね。今回思ったのですが、日中はオヤスミマンを履いておいて貰ったほうが楽です。車移動と違い電車や公共交通機関での移動は時間が決められている分、おむつの交換が思った通りのタイミングで行えずその結果吸水能力の限界を超えてしまってズボンが想定以上に汚れてしまいました。車なら適当に停車して車内で交換できるのですが、移動中いつでもいい感じの場所にトイレや交換台があるわけではありませんからね...。その点、オヤスミマンなら驚異の吸水性能のお陰で、多少おむつ交換が遅れても問題はありません。次回以降、この反省は活かしたいですね。

また、温泉に浸かりに行きましたが電車や博物館見学でテンションがマックスに到達した子どもを抑えるため体力を使うので体調や体力が回復はしませんでした。これは子どもが小さいうちは仕方ないことかもしれませんね。子どもの好奇心とか興味を満たすことを第一目標として、親のリラックスや回復は諦めたほうが精神的に楽です。ここの割り切りができるかどうかが旅行を楽しいと思えるかどうかの差になってくる気はします。