映画公開が楽しみな「レディプレイヤーワン」の原作のゲーム・ウォーズを読んだ。
面白すぎて下巻は一晩で読んでしまった。
世界一の億万長者で世界のインフラを担うOasisの開発者が隠した遺産、イースターエッグを探すために、彼が愛した1980年代のゲームや音楽、アニメや映画を彼と同様に愛し読み込んだ少年の冒険物語。
登場する作品はリアルなものばかり。スターウォーズやスタートレックは当然、スピルバーグの映画や青春映画。日本のアニメや特撮もカバーされている。残念ながら世代が違うので全ての作品に対して私自身も知識があるわけでは無いのだけど、知ってる作品が出てくるとワクワクする。
VR空間の中にはアニメやゲームのキャラクター、それもビデオゲームだけでなくTRPGや小説の中の世界も再現されている。想像できる限り最高の遊園地だ。あー、Oasisの世界に行きたい...
SF的ギミックはVRゴーグルや関連テクノロジー、仮想空間でのアクションをフィードバックするハプティック装置、仮想空間中のYoutuber的な存在、現実の通貨よりも価値のある電子マネーetc...
楽しいギミックや展開が次々と登場してカオスになりつつもかなり楽しい。カオスで楽しい。
映画の公開が楽しみ。