引っ越しをして2週間くらい経ったころ、生活の急変や必需品の買い物などで消耗してしまったのでキャンプに行きました。
高速道路で福知山ICをおりてから1時間くらいのところにある郷路岳自然公園。
残念ながら天気がめっちゃ悪かったので見晴らしも悪い。福知山あたりは少しは晴れていたんだけど。
シュッと設営をした。
伐採して広場になっている所以外は森になっているので焚き火用の木材を集めるのは簡単でした。そして、それ以上に不法投棄と思われる木材が捨てられていてそれらも焚き火の材料として活用しました。ツーバイ材とかが落ちていて、明らかに不法投棄でちょっと怖い。
着火中に雨が降ってきたのでかなり火の付きが悪かったけどなんとか着火。
さて、広場部分以外は全部森なので野生動物の気配が割りとありました。明らかに鳥や雨のしずくとは異なる音が聞こえてきたり、挙げ句の果てには動物園で嗅いだことのあるような動物の臭がしてきたり。けものはいてものけものは居ないと思っていましたが、この場では人間がのけもののようです。とりあえず焚き火を起こして食材をテントの中に避難しました。鳥くらいであればなんとかなるかもしれないけど、猿やイノシシ相手には怪我する未来しか見えないので。
ちなみに、キャンプ場自体も林道を越えた先にあり、麓の村まで5km以上ある場所。道に街灯はなく場所によっては落石や道路の崩落も有ったので暗くなってからの撤退は無理でした。恐ろしい場所で一晩を過ごすことに・・・。
翌日はどうにか晴れて走りやすい気候に。
山を降りたところにあった野菜の直売所でコーヒーをサービスしていただきました。現地のおばちゃんに郷路岳でキャンプをしたことを伝えると「地元の人もあんなところへはいかん」とか言われて、ちょっと反省。
コーヒーはうまかった。
今までに行ったキャンプの中で、野生の鹿を見かけたことはありましたがあのときは他に人もいたし。かつて無いほどキャンプの中で自然の脅威を感じましたね。