お盆なので帰省中。春先には山崎へウィスキーを飲みに行ってきたので今度は伏見で日本酒です。
伏見日本酒小路
伏見桃山駅から大手筋商店街を少し歩いた文字通り小路の中にあるスポット。伏見の酒蔵さんが提供されている様々なお酒や食べ物を頂くことができます。
長いカウンター席でお酒を頼んでも良いのだけれど、建物の中にあるそれぞれのお店で注文をするのも面白そう。
壁には地元のボトルが酒蔵さん毎にたくさん並んでいて楽しい。
こちらの名物?は十七種類の日本酒を飲み比べられるセット。
こちらで1,700円。いやぁ安いでしょ。お店の方のオススメは月の桂さんの「抱腹絶倒」と月桂冠のにごり酒を早めに頂くこと。抱腹絶倒はもはや日本酒ではなく白ワインのような飲み口で、食前酒として飲むのが良さそうでした。
また、食べ物も注文ができるのでチーズの盛り合わせを頂きました。
チーズのように香りの強い食べ物を頂くときには、やはり古酒かなぁ?と。思った通り、黄桜の古酒の風味がチーズの風味を引き立ててくれました。
個人的に一番美味しかったのは東山酒蔵さんの「坤滴」。
日本酒の甘いところと辛いところのちょうどいい所を取ったような味で、鼻孔を抜けるその風味は、美味しいお米を食べているときのようでした。ご飯とか魚に合いそう。
油長
日本酒小路ではお酒の販売はされていないそうなので、近くにある酒屋の「油長」さんへ。こちらではお酒の販売の他、バースペースでの飲み比べが楽しめます。おみやげ用に買って帰るお酒を選ぶため、飲み比べスペースへ。
おみやげ様に「招徳酒造」さんの「花洛」にするか先ほどの「抱腹絶倒」にするのかを迷っていたためこの2つを飲み比べ。また、小さいサイズの飲み比べは3種類まで注文が可能なので、「英勲」さんの「古都千年」をいただきました。
抱腹絶倒と花洛の比較ですが、抱腹絶倒は白ワインのような後味のないすっきりさに対し、花洛は甘いお水を飲んでいるような感覚。いずれも日本酒があまり得意では無い人でも飲めるお酒だと思います。ただ、抱腹絶倒は単体や白ワインのように魚と合わせるのが良さそう。花洛はお吸い物とかもしかしたらお菓子、和菓子と組み合わせるのが面白いかもしれないです。
で、迷ったあげく花洛も抱腹絶倒も両方共頼みました。なお、古都千年についてはあまり覚えてない...
キザクラカッパカントリー
油長さんには、黄桜のにごり酒が置いていなかったので直営店のカッパカントリーへ。直営店だけあって、目当ての物はゲットできました🍶
こちらでも当然?ですが日本酒を色々と頂くことができます。しかし、ここはあえてビールへ。
黄桜さんが提供されている「京都麦酒」の「蔵のかほり」を頂きました。
酒蔵酵母というのが何かはわかりませんが、日本酒のお米や酵母を利用しているのでしょうか?たしかに登ってくる香りは明らかにホップや麦のそれとは違います。言われてみればお米、日本酒のような。
しっかりとした香りのついたこのビール、暑い夏にキンキンに冷やしたものを飲むよりも常温のものを冷たい果物と一緒に頂くと面白いのかなと思いました。
おわり
京都〜大阪間は伏見や山崎と水が綺麗ならしく良いお酒がたくさんあって楽しいですね。
日本酒はいいぞ。