@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

育休取り出して2ヶ月くらい経過しました

気がつけば子どもも無事に月齢2ヶ月を過ぎ、すくすくと育っています。早産だったため NICU 生活が長く、家に来てからはまだ半月くらいですが。毎日病院に通っていたあの頃が懐かしい。

育児休業も子どもが生まれるのとほぼ同時に取得したため、ほぼ2ヶ月経過します。誰かの参考になるかもしれないし、ここまでのことをちょっと振り返ってみようかと思います。

育児休業取得前

振り返るといろいろなことをやってた。

会社に育休、育休明けの働き方についての意思を伝える

家族間で子どもについての意識合わせを最初に行って、その後で会社に「こういう働き方をしたい」という意思を伝えました。弊社の場合 esa を使っていたのでそこに書きました。今見たら最初に文章を書いたのは2017年だったので、割と早い段階で初動をやっていた様子。

共有をした文章はこちら。

esa-pages.io

ここで共有した思いをベースにして育休取得に関しての意識合わせを会社と行いました。

引っ越し

numa08.hateblo.jp

このときの記事には書かなかったのだけれど、妊娠後の生活や出産後の生活を考えると東京はしんどいと思ったため。具体的には満員電車とか待機児童とか。大阪もそういった問題はあるけれど東京と比較するとマシだと考えました。

家事の効率化

大きく導入をしたアイテムは食洗機と衣類乾燥機です。

車を買った

大阪も大阪で満員電車だし、電車の妊婦や子連れに良い顔しない人がいる。結局、そういったものと戦うには車を購入して完全にプライベートなスペースを作るしかないと結論づけました。

振り返り

会社に意思を伝えておいたことは非常に良かったです。弊社の場合小さい会社だし(大企業でも同じと思うけど)メンバーがひとり抜けるとできないことがわりと増えます。そういった事柄に対し事前準備をできるだけ整える体制ができていたと思います。あと、国や自治体から助成金をもらうこともできました。

大阪への引っ越しについては微妙なところだと思っています。東京に住んでいたときより床面積が広くなったので住みやすいってのはあるけれども。玉出的なスーパーもあって物価が安いことも事実。満員電車などの課題については東京と同じだと思います。

食洗機と衣類乾燥機の導入は大きいです。食器を洗う手間や衣服を干したり取り込む手間から一切開放されてその分別のことや休憩ができます。とくに乾燥機は洗濯機と別体なので、洗濯と乾燥が同時にできて良いです。

生活を変えた一番大きな要因が車の購入で、お金はかかったけれどこれは正解だと思います。電車に乗る機会も減ったし、そのお陰か変な人に絡まれるません。金はかかったけれど、自分たちの生活を守るために必要な出費だったと思います。

育休取得中

ここからは今の所の生活について、どんな感じなのかと振り返りをやっていきます。

育児

授乳以外全て奥さんと分担でやっています。分担と言っても、事細かく担当を決めるのではなくて手が空いている方がやる感じ。圧倒的当事者意識によって自分から仕事を取りに行きます。

家事

家事全般は食洗機や乾燥機を使って結構効率化を進めました。食事についても朝食と昼食はルーチン化できるようにして準備の手間を減らしています。具体的には朝食は玄米ブラン、作り置きしたヨーグルト、サラダ、サラダチキンで1セット。昼食はベースブレッド、サラダ、鶏ハムです。ベースブレッドは定期購入にしています。

BASE BREAD®shop.basefood.co.jp

鶏ハムは近所で胸肉を2kg買って一気に作ります。だいたい5日くらいで食べきるので、食べきったら外食をしています。晩ごはんについてはなんとなく奥さんが作る頻度が多いです。

仕事

育休中なので仕事はしていません。が、実は育休取得直後は育休制度の勘違いをしていて週2日で働いていました。「これが半育休ってやつか」と勘違いをしていました。インターネットの記事を見ると、わりと定期的に働いている人がいたようなので・・・。実際には「一時的・臨時の就労」を除いて働いてはいけないことになっています。そこで最近は、諸事情で俺がやらなければならない案件のタスク消化(記事の執筆とか引き継ぎとか)、会社の会議ログを読むといったタスクのみやっています。

振り返り

育児、家事についてはタスクが多く休むタイミングがあんまりない問題があります。とは言え、お互いにワンオペ可能なので交互に休憩とったりして上手いことやってるつもりですが。昼食を時々外に食べに行く活動は心の健康面でも結構大事。あと、年末はシンカリオン劇場版とかスター・ウォーズの公開があるので交互に見に行きたい。

仕事はときどきやると、これはこれでリフレッシュになります。でもときどきコード書きたい発作がでてくるのでどうやって折り合いをつけるかってところですかね。経済的な面だと働いていないので給料はほぼ無い。その分育休給付金があるのですが、初回の申請が11月下旬以降、振り込みが12月となるため収入の空白期間があります。これは制度の問題なのでは?幸い、数カ月分の生活費の蓄えはあるので問題ないですがもうちょっと早く振り込んで欲しい。

これからのこと

生活にについてはこれから変わっていくことも多いので、あまり手を加えないで流れに身を任せようと思います。その一方で、移住を検討しています。家の間取り的に子どもがつかまり立ちなんかをするようになると、ちょっと狭くて怖いので。あと、道路が結構危険で走り回ったり自転車を覚えたりが危険そうなためです。家賃据え置きでもっと広くて車通りの少ないところに移住をしたい。ついでに月に1〜2会くらいカジュアルに都心に出られると嬉しい。あと、午前中からスノボ行って午後から働ける場所。

リモートワークだと選択肢が多くていいですね。

子供ができました

2056g の男の子です。

去る2019年9月18日の午前7時くらい、無事に妻が出産を終えました。1日前の17日に前駆陣痛のような痛みがあるとのことで病院へ行きましたが特に何もなさそうとのことで帰宅。夜になっても痛みが続くということで、深夜まで様子を見ていたのですが、朝5時くらいに痛みの間隔が5分くらいに変わってきたとのこと。

予定日まで3週間くらいはあるし、まさかなと思いながらも入院セットを持って病院へ妻を送りました。隣で痛がる妻を気にかけながら運転をするのはそれはそれで大変で、車の変速や道路の振動の衝撃がこんなにも強いものかと感じたことを覚えています。

病院では助産さんに診てもらって一言、「今から産まれますよ」。へ?産まれるって?子供が?マジか。

予定日が当てにはならないと聞いていたので、そうなんだろうとは思っていましたがさすがに3週間もずれるとは思いませんでした。妻は産休に入って三日目だったし。そんなわけで分娩台に上がって20分、産まれました。速い。twitter情報やHugプリ情報で、めちゃくちゃ時間がかかるものだと思っていたため、こんなこともあるのかと驚愕しました。速い速いと言っても妻の陣痛っぽいものは二日前には始まっていたことを思えば分娩台に上がってこそいないものの妻目線ではそれなりに長期戦だったのかもしれないです。お疲れ様。

現在は早生児で体重も少ないということでNICUに入っています。退院はしばらく先。このスキに家の片付けをしなければ・・・。今回、NICUがある病院を事前に選んでいたため特に不安を感じることもなくスムーズに事が運びました。病院選びは妻の情報収集がすごかったのでありがたさしかない。

というわけで欲しい物リストです。

www.amazon.co.jp

正直なところ、自分自身も何が必要なのか分かっていない部分も多いです。こういうのを持ってたら便利だった!みたいな情報を先輩諸兄にお伺いしたいところ。

ここから先は育休を取得するので、当事者意識で育児をやっていきます!がんばるぞい。

関係のない話だけれど、病院で必要な手続きを一通り終えた後で免許更新に行きました。講習の日程が偶然にも重なったんや・・・

講習室に入ったときに、「いっぱい人がいるけれど、今日子供が産まれた人は俺くらいやろうな」と謎の優越感に浸りました。

Mobile Act Osaka で MVVM について話をしてきました #MobileAct #Osaka

What/Why/How MVVM と題してiOS アプリで MVVM アーキテクチャとは何なのか、何故採用したのか、どうやって実装をしたのかを Mobile Act Osaka #10 で登壇してきました。

mobileact.connpass.com

久しぶりの登壇だったので気合が入った結果10分のLT枠にもかかわらず、20分くらいの資料を用意してしまいました。

大阪に来てからそろそろ3年目を迎えようとしていますが、勉強会での登壇はこっちに引っ越しをしてからは一切やっていなかったのでいい刺激になりました。懇親会でも何人かの方に声をかけていただくことができて、コミュニティの形成や参加という意味でも役に立ったイベントでした。

会場の Osaka Inovation Hub は大阪市から委託された企業で、こういった勉強会や起業家支援など様々な活動を行っている場所なんですね。2回くらいお邪魔をしたことがありましたが、初めて知りました。ぜひ活用をしていきたい。

OSAKA INNOVATION HUB – 世界につながる、 イノベーション・エコシステムのハブ

懇親会では MVVM アーキテクチャに関する質問に加えて、働き方やチーム編成についての質問もいくつかいただきました。その辺りについても、ノウハウや経験があるので、どっかのタイミングでアウトプットをしていきたいですね。特にいろいろなメンバーの集まった今のプロジェクトでは心理的安全性がかなり重要なキーワードになっていると思うので、その辺りについて発表をしてみたい。心理的安全性Night みたいなイベントが求められている?

flutter ポエム

https://flutter.dev/docs/get-started/install https://www.udacity.com/course/build-native-mobile-apps-with-flutter--ud905 https://felangel.github.io/bloc/#/

最近は flutter を触っている。

Dart について

マルチプラットフォームアプリを実装するために Dart 言語の利用を選択した Google や flutter チームの哲学にはもしかしたらスマホアプリエンジニアをスムーズに flutter へ移行させる目的があるのかもしれない。そう感じるほどには Dart 言語は java 言語を継承した言語であると思えた。 良くも悪くも Dartjava に近いため、行末のセミコロンやlet や `val` と言った変数宣言が *できない* など煩わしい点もあるのだが、学習コストは極めて低い。また java で冗長な表現になりがちな無名クラスや無名関数の表現方法についてはシンプルに纏まっていること、言語機能に async await yield と言った非同期/ストリーム用機能が備えられているためモダンなプログラミングを手詰まり無く実装できる。 総合的に見て Dartが選択されたことはスムーズな開発を行う上では適切な手段であったと感じられた。

flutter 本体について

React なんかの知識があればその概念を習得することはたやすい。だいたい同じ。State を持った Widget と State を持たない Widget を作って画面を構成していく。細かいところだけれど、React のように Widget を返す無名関数を作ることはできないっぽい。Widget のサブクラスを作って、インスタンスを生成する必要があるっぽい。 React と大きく違うところは Statefull な widget の State の管理方法。React では Widget の中に State としてプロパティを持たせたが、flutter の場合は StatefullWidget 自体は不変で、外部のコンポーネントからは不可視となる State インスタンスを可変なものとして扱う。この仕組で パフォーマンス上のメリット: Widget の生成や更新は State の変更があったときだけに限定できる プログラミング上の安全性: 外部から State が不用意に更新されることはない と言った恩恵が得られる。

bloc について

flutter と言えば bloc が最もポピュラーなアーキテクチャとして有名である。Business Logic Component パターンと呼ばれて、以下の制約のもと Redux っぽいアーキテクチャーを構成する BLoCの入出力インターフェースはすべてStream/Sinkである BLoCの依存は必ず注入可能でプラットフォームに依存しない BLoC内にプラットフォームによる分岐処理を書くことは許されない 以上のルールに従う限り、他の実装をどうするかは問わない 要は、Bloc という仕組みで Redux の Store に相当する部分からプラットフォーム依存のコードを排除しようという考え。Redux に慣れていればとくに違和感なく受け入れられるが、レビューの際にはビジネスロジックにプラットフォーム依存のコードが入らないように注意する必要がある。lint をいい感じにして import をチェックする仕組みを導入できると良いかもしれない。 懸念としては kotlin/scalasealed class や swift の enum のようにパターンマッチに関する支援機能がDartに用意されていない点。Redux 的なアーキテクチャーなので Event -> State -> Widget の変換が発生するが、パターンマッチが提供されていないためコンパイラでは Event や State のパターン漏れが発生してしまう。また Dart はすべてのオブジェクトは nullable であり、また関数は暗黙的に null を返す仕様となっている。そのため、パターンの取りこぼしが発生した場合には実行時エラーのヌルポが出ることがある。これは Dart のアップデートに期待をしたいところ。

flutter の学習方法

公式のチュートリアルがしっかりしているので、一通りやるのが良い。Udacity でも flutter のコースが公開されているものの、リファレンスを見ながら進めていく必要もあってかなり大変だった。知識が無の状態でリファレンスを読むのは実質難しい。今は bloc を実現するためのライブラリであある、 `flutter_bloc` で公開されているチュートリアルを一通りやっている。実践的なアプリ開発を通していろいろなコンポーネントを一通り触ることができる。これをやった後で Udacity に手を出すのが良いかもしれない。

令和キャンプ

キャンプまとめは DayOut に書いてるのだけど、GW にやったことを残す意味で、こっちにも書いておこうかと。

 

高須町公園キャンプ場

 

GW 中はキャンプ日和の日もあったお陰で、多くの人がキャンプに行ったそう。後からニュースで見たけど、ふもとっぱらもすごかったみたい。

 

かくいう自分も、キャンプ場の目処だけ立てて予約せずに行ったら、行く予定のキャンプ場が全て満員だった。

 

色々と電話をした結果、どうにか開いていたのが三重県松坂市の高須町公園キャンプ場。

 

 

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パームガーデン舞洲

 

奥さんの体調が万全じゃ無いため、屋外キャンプは避けてるけどキャンプしたいなー、ということでパームガーデン舞洲

 

トレーラータイプのキャンピングカーに宿泊できるので、夜露に濡れることも無いし設営や撤収も無い。

 

用意された肉を焼くバーベキューも上手に焼けて、満足度の高い連休明けにできました。

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クモ膜下出血で入院をした話

起きたこと

スノーボード中の事故でクモ膜下出血になり、3日間入院をしました。実際に何が起こったのかをまとめて、やっておいて良かったことや今後に向けて改善をしたいことについてまとめます。

事の起こり

2018-2019 のウィンターシーズンは俺の中で空前のスノボブームが訪れて、ぼっちや友達、奥さんと一緒にゲレンデで滑りまくりました。シーズンも終わりに近づいた3/8-9も、東京から id:sseze を呼び寄せて岐阜にある「鷲が岳スキー場」へ行きました。   ski.washigatake.jp

初日は散々滑って2日目。軽い筋肉痛を覚えつつ、でも滑っているうちに体も温まってくるやろ、くらいの感覚で滑り出し。リフトで頂上まで登って鷲が岳の隣のホワイトピアたかすのメインのゲレンデに降りて行った所で事故は起きました。

その時の様子

3/9 は土曜日でゲレンデはなかなか混んでいました。俺たちはゲレンデ入り口で滑り降りた後の合流地点について打ち合わせた後、それぞれスタート。ボーダーやスキーヤーの間を縫うように滑って、そう言えばキッカーがあったから飛んでいきたいなと思いキッカーの方を見たのが最後の記憶です。その後は気がついたら BURTON のフリースを着たおじさんに支えられながら歩いていて「あなたは人とぶつかりました!」って言われていました。

何が起きたのか

どうやら別の人とぶつかったらしいです。そしてそのまま気絶。ぶつかった人がゲレンデのスタッフを呼んで介抱をしてくれたらしいです。

ぶつかった相手のことは全く覚えていません。どうやら俺が「大丈夫です」と答えたらしく、相手はそのままどこかに行ってしまったらしいです。

直後のこと

BURTON のフリースを着たスタッフの人に支えられつつ、いつの間にか id:sseze も合流していてホワイトピアたかすのレストランへ歩いて向かいました。このとき、自分でボードラックにボードを立てかけたような気がします。ただ、このタイミングで意識や記憶はかなり混乱していて`

  • ここがどこなのか
  • なぜここにいるのか

が分かりませんでした。一応自分のことと id:sseze のことは分かったので大きな不安はありませんでしたが。

失った記憶を取り戻すため、スマホの写真を見返してようやく意識と記憶が帰ってきた感じがありました。車でゲレンデに来て2日目だと言うことを思い出すのに、10分くらいはかかったと思います。

最初の対応

ゲレンデのスタッフの人は俺と id:sseze が席についたのを見てどっかに行っちゃいました。仕方がないので、自分で体に大きな怪我がない事を自分で確認。骨が折れたりとかは無さそうだなと思いました。筋肉痛による痛みはありましたが、なによりも頭が痛い。気絶もしていたらしいし、頭を強打してるはず。ここで思い出されるのが声優の塩沢兼人さんです。

ブリブリざえもんやマ・クベで有名な塩沢さんは階段から落ちたあと気絶、意識が帰ったあと6時間くらいして容体が悪化して亡くなられたそうです。

ja.wikipedia.org

この事を覚えていた自分はすでに脳が内出血をしているであろうこと、放置したら24時間もあれば死ぬかもしれないことをリスクとして捉えて病院探しをしました。

 id:sseze が家族に連絡しろよとか言ってましたが、そんなことより我が身の安全と思い近所の病院を検索。救急車の検討もしましたが、呼ぶべきなのか分からないし、岐阜には #7119 が無いので自力で向かうことに。鷲見病院ならスノーボード、スキー外来があることがわかり、そこに向かいました。

sumihosp.or.jp

病院でのこと

そこそこに混んでいました。後から聞いた話、この日だけで入院患者は3人居たそうです。CTの結果外傷性くも膜下出血と判明。ただ、出血自体は小さくてほぼ止まっている可能性があるそう。しかし、悪化することもあるし家に返すことは出来ないので入院をする流れとなりました。人生初の入院。

入院をしてから

基本的に安静にしている必要があり、トイレに行くときも付き添いが必須。id:sseze が居てくれたので楽でしたが、一人の時はし瓶を使いました。これはこれで慣れたらトイレに行かなくても用が足せて便利。

病院のご飯は思っていたよりも美味しかったです。味噌の味付けが大阪よりも濃くて、名古屋文化の影響を感じました。後、肉や揚げ物が多い。えびふりゃー。

退院

予定通り3日目には退院できました。特に検査もなく、体に異常がないなら退院して良いよとお医者さんに軽く言われた程度。費用は4万5千円ほど。医療保険が降りるけど、それなりにでかい出費となりました。

振り返り

今回、ヘルメットを被っていたため大事に至らなかった可能性があります。ヘルメットも万能ではないですが、 60km 近く出して滑るスポーツを行う上では必須のアイテムだったかなと思います。

また、 1day 保険に入っていたため、仮にぶつかった相手に治療費の請求や訴訟などを起こされても対応ができたかと思います。セブンイレブンですぐに入れるし、シーズン中何度も滑りに行くようならこういう保険には入っておきたいです。ただし、今回は3日で退院だったので 1day 保険からの一時金はありませんでした。

ehokenstore.com

今回はゲレンデに id:sseze と2人で来ていたのも大きいです。やはり怪我をしたときに1人だけだと冷静な判断や対応ができない可能性もありました。そしてなにより心細い。それなりに危険の伴うスポーツであることを自覚して、2人以上で行くほうが良いですね。

今後に向けて取り組みたいこと

2018-2019 シーズンはもう終わりなので次のシーズン以降のこととなりますが、例えばぶつかった相手の連絡先は交換するようにしたほうが良かったです。今回はどっちが悪いとかそういうのは何もわかりませんし、事故の目撃者の情報も得られていないのでなんともですが、場合によっては医療費の請求や逆にこっちが責任を取る必要があったかもしれません。

今回は自家用車での旅行でしたが、車を運転できる人間はメインドライバー以外にも最低1人は用意をしておいたほうが良さそうだなと思いました。 id:sseze は運転はできるのですが、俺所有の自家用車ということで保険の対象外になってしまっていました。各社から出ている自動車の 1day 保険も、車両保険をつけるには7日以上前から申し込みをしておく必要があるとのこと。片方の運転が困難になったときにもう片方に運転をしてもらえるように準備を整えておくべきでした。

あと、今回のケースでは救急車を呼んでしまっても良かったそうです。その辺りの判断がよくわからなくて自力で病院に行きましたが、移動中に事故るリスクを考えると救急車のほうが良かったと言えるでしょう。

最後に

Twitter で入院をしたことをつぶやいたら、様々な方からお見舞いのメッセージを頂戴しました。全てにレスはできていませんが、目は通してます。ご心配おかけしましたが、元気にやってます。いちおう、ちょっと間をおいてから MRI での検査を行う予定です。

これに懲りずに来シーズン以降も滑りに行きたいな。

LGBTを読み解く を読んだ

この本を手にとったきっかけは、2018年の年末に読んだブログだった。

razokulover.hateblo.jp

はてぶのホットエントリーでみたのだけれど、本文中に気になる一文があった。

「自分は寛容な人間なのでLGBT?とかいうやつにも寛容だぜ、理解してるぜ」とか「何でも受け入れるよ僕は」みたいな、知ったかぶりな態度の人は意外と多いんじゃないかなと思う。 良心的であることや寛容であることに満足して、その先のもっと詳しい部分を知ろうとしない態度。 これこそがマジョリティ的な態度であり、本当の意味での理解を阻害してしまっている

この文章を読んでまさに自分のことじゃないだろうか?と恐怖を覚えたのがきっかけ。性的指向についてはマジョリティに属する自分がマイノリティのことを正しく理解せず、無意識のうちに傷つけているのではないだろうか?と思った。

この本はメインタイトルが「LGBTを読みとく」だけれど、どちらかと言うと副題の「クィアスタディーズ入門」の方が主題で、「クィアスタディーズ」という非常に大雑把に一言でまとめると、「セクシュアルマイノリティについていくつかの視点からセクシュアルマイノリティそのもの、あるいはマジョリティなど性に関する事柄を考察する」方法を学ぶための本だ。

つまり、この本を読んでもセクシュアルマイノリティを理解できるわけでも、傷つけないように振る舞うことができるわけでもない。この本に書かれているクィアスタディーズによる考察や分析を行うことで過去に発生した現象や事件、または文学や映像作品などを考察することができるようになる。もうちょっと具体的に書くのなら、「今日の自分の発言は、セクシュアルマイノリティに対する差別的な発言ではなかっただろうか?」と夜眠るときに布団の中で反省や考察ができるようになる、と言える。

この本は「クィアスタディーズ入門」とあるようにやはり入門書にすぎなかった。この本を読んで、実際に世の中で起きている意識的あるいは無意識的なセクシュアルマイノリティに対する差別や共感について考察を行い、さらに参考文献として紹介している本を読んで知識を身に着けて自分の振る舞いを正していくための最初の足がかりとして役立つ本だと言える。