@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

京都行った

大阪に引っ越しをして半年くらいが経過して、そう言えば以前から行きたかった京都鉄道博物館にまだ行っていないことを思い出したので行ってきた。

混むことは分かっていたので、平日を狙っていったけどそれでも入館は並ぶことになった。

ホテルが良かった

www.jalan.net

京都駅の南、徒歩5分くらいで九条の駅の手前くらいにあるホテルを今回は利用した。ここが思った以上に良かった。

内装や外装は落ち着きのある、都会的なおしゃれデザインに統一されていた。ロビー部分にはソファーはもちろん、焚き火を囲むことができるようになっていた。落ち着いた照明でリラックスできるし、しかも面積はそこまで無いけれど空まで吹き抜けになっていたので開放感があった。

宿泊者はウェルカムドリンクをサービスしてもらえるのもポイントが高い。焚き火を囲んでソファーに座り込んでハイボールを飲むと、それだけで一日の疲れが解消されていく。

お風呂上がりにはフリードリンクコーナーもあり、これもまた落ち着きのあるカフェのようなラウンジスペースでコーヒーやジュースを頂くことができた。眠り前にホッと一息をつくことができて、しっかりと休むことができたと思う。

部屋も適度に広くて清潔感のあるベッドだった。

これで、一人晩御飯抜きで6,500円だったのでかなりリーズナブル。費用対効果が最高のホテルだった。

晩御飯はリッチに決めた

ホテルの料金を抑えることができたし、今回は京都往復で交通費もそんなにかからない事を考えて、ちょっと良いものを食べようと計画していた。色々と案を出す中で上がったのが、三嶋亭のすき焼き。

www.mishima-tei.co.jp

名前は聞いたことがあったし、四条の方に遊びに行ったときに前を通ったことはあったけれど、実際に入ろうとは思ったことがなかった。でも、確実に美味しいだろうなと思ったので予約。

外食ですき焼きを食べることなんてあまりないし、外食の中でも今までにないくらいにリッチなやつなのでかなり期待をしていった。

これが、かなり最高。お肉や野菜は適量を焼いてもらえて食べるタイミングを完全にコントロールしてもらえる。最高のタイミングで食べることができた。そして、肉もでかくて分厚くてそれでいて美味しい。焼いてない状態で手のひらくらいの大きさのお肉だったけど、口に入れると柔らかくて溶けていくようだった。

これが、良い肉・・・

本命、京都鉄道博物館

先にホテルとか晩御飯のことを書いたのはこの部分の記事が長すぎるから。今回、京都旅行は1泊2日を予定していて、1日目は京都鉄道博物館に、2日目は適当に京都観光の予定だった。その予定だったのだけれども、京都鉄道博物館を回りきることができなくて2日目も鉄道博物館に行った。まさか、2日連続で行くことになるとは思わなかった。

博物館を回りきることができなくて2日連続で行くという自体が自分の中で初めてのことだったけれど、さらに2日連続で回っても回りきることができなくて、後日改めて行くことにした。

公式サイトによれば2時間くらいで回ることができると言うけれど、2日じゃ足りなかったのでかなり回り方が下手だったというか、スローペースだったと言うか。

そんなところだったけれど、その分充実した時間を過ごすことができた。

面白かったものの写真を幾つか掲載してみる。

例えば、0系新幹線の自動運転関連の装置。昔の写真で見る超大型の計算機って感じで興味深かった。運転台のところの壁の一面がこの計算機になっているのだけれど、これより前の世代の車両にはこんなものは無かったし、後の世代の車両にも無かった。後の世代の車両では、たぶん小型化に成功してもっと小さなものになったんだろうと思うけど、前の世代の車両ではそもそもこんな計算装置が無くて、いかに新幹線という乗り物が他の乗り物と一線を画する特別なものだったのかが分かるようだった。

他にも、昔から憧れたトワイライトエクスプレスが展示されている部分もあった。超高級列車として存在感があったけど、結局、一度も乗ることもなくその運行が終わってしまった。ブルートレインの全滅もあって、子供の時に寝台列車に乗れなかったことがただただ惜しいと思う。

あと、500系新幹線のエヴァコラボのものが展示されている。通常時は普通の500系新幹線になるのかな?絨毯の上に新幹線が置いてあるという状況が面白い。デザインの格好良さは圧倒的だよなぁ。

車両以外でも様々な展示があって、例えば通票閉塞機の実物なんかもあるし、しかもサイド部分が透明になっていて内部の構造を眺められるのが楽しい。この閉塞機は大宮の鉄道博物館とか大洗駅なんかにもあって何度も見たけれど、内部の構造が分かるものは無かった。

閉塞機の後ろには、実際の信号やポイントをコントロールできるシミュレーターもあって、正しく入力を行えばポイントを動かすことができる。

こういうものを全部見ていたら結局時間がなくなったので、2日目に持ち越した。

2日目で思ったことは、1日目に吸収をした知識の復習ができる環境が整っていること。入り口に展示されている0系新幹線蒸気機関車C61なんかのブレーキの構造や連結器の種類なんかを全て眺めながら見ていくことになったので、やっぱり時間が足りなかった。

2日間かけて館内は全部見たけれど扇形車庫を見るには至らなかった。

記憶も曖昧な年の頃、まだ梅小路蒸気機関車館だったころに扇形車庫は見たのだけれど今の年齢になって見るものとはまた違うんだろうなぁと思いを馳せた。

そんなわけで、まだ見足りないし、2日間かけて蓄えた知識もあるのでそれらの復習もかねて何度も何度も通いたいと思える場所だった。年間パス無いかなぁ・・・。