@numa08 猫耳帽子の女の子

明日目が覚めたら俺達の業界が夢のような世界になっているとイイナ。

虚構と現実、シン・ゴジラ

昨年夏にTOHOシネマズ新宿でシン・ゴジラを鑑賞して以来、いつかは感想を書かねばならないと思いつつもうまく文章に表現できないまま年を越してしまった。昨年末に発売されて配送されたジ・アート・オブ・シン・ゴジラをようやく読み終え、劇中で謎だったラストシーンの人の姿をした物の正体も分かってしまったところで、シン・ゴジラについて書いていこうと思う。

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ ([バラエティ])

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ ([バラエティ])

自分は生まれた年代的に1954年のゴジラをスクリーンで見たわけではないし、もちろんそれ以前の太平洋戦争や東京大空襲のような災害や戦争を経験したわけではない。しかし、3.11の東日本大震災を通して感じた「日常が簡単に崩壊する」かもしれない不安や恐怖をシン・ゴジラを通して60年前の人々と同じように感じた、ような気がしている。

物心がついた頃から映画作品のゴジラには身近な存在だった。丁度、1984年版のゴジラが公開されて平成ゴジラシリーズが始動、幾つかの作品が作られた頃に幼い時代を過ごしたので、vsモスラやvsメカゴジラを地上波で放映されたものを録画して見たり、vsスペースゴジラやvsデストロイアを映画館で見た記憶がある。それ以外にも、父親がレンタルビデオ店で昭和ゴジラシリーズをレンタルしてきたので、カラーになった頃のものはいくつか見た記憶がある。

怪獣総進撃は面白くないと父親に言われたのを振り切って見てみた結果、やっぱり面白くなかったなぁとか思っていた。

初代の1954年ゴジラを始めてみたのは高校生の頃だったか。最初に見た時の記憶は曖昧だが、大学を卒業するか社会人になった頃に改めて1954年のゴジラを見たときにようやく「これは戦争の追体験なのだ」と理解をした。

品川から上陸し東京を蹂躙して海へと戻るゴジラ。その痕跡は歴史の授業かなにかで見た東京大空襲の様相を思い起こさせた。

そして、3.11。バイト先で地震にあい徒歩で帰宅。ニュースで繰り返し報道される津波の情報、電力不足による輪番停電。昨日までの日常がたった1日で転覆してしまう。しかしそれでも週明けのバイトのことを気にして日常へしがみつこうとしている。今までに体験をしたことのない事件だった。

シン・ゴジラを初めて見たとき、自分は確かに3.11のことを思い出していた。未曾有の災害が発生したときに日本はどうなってしまうのか、自分自身の日常はどうなってしまうのか。目の前に迫ったリアルな死。

呑川を遡上するゴジラを眺める人々を見ながら、「頼む、頼むからそこから逃げてくれ」と心の中で願っていた。

気がつけば、完全に映画の中に取り込まれていた。

その一方でゴジラというエンタテイメント作品を若干斜に構えて、オタクにありがちな上から目線の「評価してやろう」な目線で見ようと試みていた。小さい頃からゴジラ映画や怪獣映画をそれなりに見てきた自分をうならせる作品になっているかな? そんな斜に構えた思いは品川に上陸したゴジラ第2形態を目にした瞬間に打ち砕かれた。

なにこれ、キモい。

これは確実に今までのゴジラとは違う。斜に構えた目線で見ていてはならない。ピュアな気持ちで、初めてゴジラを見た気持ちで、記憶をリセットして!!!

4足歩行をするゴジラ(実はこれはゴジラではないのでは?とも思ったが、伊福部昭ゴジラのテーマがかかっている以上、ゴジラであると理解をした)を見て、庵野監督の挑戦を全身全霊で受け止める義務感みたいなものに駆られた感覚を覚えている。

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラでも4足歩行のゴジラを出現させることは、東宝に対して無茶な注文をしている自覚が庵野監督にもあったようで、ロングインタビューで語られていた。

第2形態から第3形態に進化をするゴジラ、それを前に有効な対策を行うことができない縦割りの行政。「日本はこんなにも駄目な国だったか・・・なんとなく思い当たる部分があるから見ていて辛い」感じ。

そして第4形態となっての再上陸。多摩川で展開されるタバ作戦のころには悲惨さや辛さを脇において戦車や戦闘機、自衛隊の兵器が活躍をする「格好良さ」に惹き込まれていった。

シン・ゴジラのすごいところはやはり現実と虚構の書き分け、つまり「実際に未曾有の大災害が発生したときの日本」のシミュレートと大災害に対抗をするために映像的、フィクション的に面白い手法で戦う日本のギリギリのラインが上手くぼかされている部分だと思う。

庵野監督もインタビューの中で

虚構部分を支えるのが現実描写の強度

とお話をされていました。現実部分がかなりしっかりと描かれているが故に虚構部分、フィクション的部分や映像的に面白い部分がより映えているということです。

実際の街並みが破壊され、何百人何千人の人々が犠牲になっても「面白かった」「すごかった」と言ってしまう。フィクションだから当然なんだけれども映画の中に惹き込ませる現実的な描写と映像を楽しませる虚構が上手く使い分けられている。

タバ作戦も橋が吹っ飛ばされて戦車が下敷きになった瞬間に「あぁ、人類はゴジラには敵わないな・・・」と同時に「やはりゴジラはこうでなくっちゃ」と更に先の展開をワクワクして期待してしまう。

このワクワク感、期待感はゴジラ放射線攻撃の開始時点で更に高められる。

地面に向かって炎を吐き東京を火の海に包むゴジラ。見覚えのあるビルが燃え、もしかしたらまだ避難が完了していない人も巻き込みながら超高熱のビームへと変わる。そして内閣総辞職。

描かれてはいないが犠牲になった人々がいることを感じながらも「ゴジラが・・・ゴジラが・・・もっと・・・もっとだ!!!」と否応無しに高まる期待。

牧元教授の残した解析図の謎も解けてゴジラへの対策も進み決行されるヤシオリ作戦。

そして、あの、宇宙大戦争マーチと!!!無人在来線爆弾!!!!!

その手があったか!!!

その手がったのか!!!!

日本には!!!!

電車があったか!!!!!

無人在来線爆弾!!!!

声に出して言いたい日本語

無人在来線爆弾!!!!!

かくして凝固剤を投入した特殊建機小隊の活躍によりゴジラは活動を停止。東京を蹂躙した脅威は去ったのである。

シン・ゴジラの現実的部分は確かに自分たちが経験をした災害を思い出させる恐怖として描かれていた。もしかしたら、この気持ちは太平洋戦争を経験した人たちが1954年のゴジラを見たときの感覚と近かったのかもしれない。時間を超えて過去の人達と同じかもしれない感覚を味わうことができることに映画というものの凄さを感じた。

そしてエンタテイメント作品としてのシン・ゴジラは圧巻の迫力の無人在来線爆弾を始めとして無人新幹線爆弾やゴジラ放射線攻撃、背びれや尻尾のビーム、ミニチュア特撮とCGの融合などを楽しむことができた。

Blu-rayの発売が待ち遠しいですね!!

「俺たちは異世界に行ったらまず真っ先に物理法則を確認する」感想

友人の @kaname_aizuki氏がラノベ作家とデビューをされました。おめでたい。デビュー作の「俺たちは異世界に行ったらまず真っ先に物理法則を確認する」の献本をいただきましたので、感想を。

高等専門学校高専に通う幸成たち12名の学生たちが目を覚ますと、そこは異世界でした。ロボコペ優勝を目指してガレージで徹夜作業をしていたはずの彼らが、まず行ったのは……物理法則の確認! 摩擦、空気抵抗、重力、電気抵抗と、自分たちの知識を駆使して、その土地を調べ上げるメンバー。ひとまず生命が活動することができることを確認した彼らは、これから始まるサバイバル生活に落胆することしかできず……。しかし、森で廃棄されていた魔道具【マジックアイテム】を拾ったことで、彼らの運命は大きく動き始める――!

高専生という生き物は面倒くさい。万物の現象の理由を探り、仕組みを解析し、正確さを求める生き物。弊社は4人中3人が高専卒ですが、この本を読みながら「うん、うん、わかる。わかるよ」という気持ちになります。と言いつつ、自分も理工系の大学出身なのでまぁ似たようなものかなと思ったりもするのですが。

異世界に飛ばされた彼らのやること、それらはかつて自分たちが大学の頃の活動とそして今の仕事と重なる部分があり、青春を感じさせる1冊でした。

仕組みと言うものに我々はどうやら非常に心を惹かれるようです。見ず知らずの世界に飛ばされたとき、まだ誰も自然法則を解明し理解していないのならば自分たちがやればいいじゃないか、そう思う心理に共感できます。

現象を観察し、その理由を推測し実験を行い考察を経て自分たちの制御下に置く。これが科学であり人類が文明を発達させてきた愚直で、だけれでも堅実な手法です。

しかし、異世界の人々はそうではありませんでした。彼らには「魔法」があります。魔法は科学とは違い現象が発生する理由がありません。あるいは、あるのかもしれないけれど誰も気にしないもの。

異世界からやってきた高先生たちは誰も触れなかった「魔法」の発動の理由に興味を持ってしまいます。魔法物のフィクションとしては若干タブー。個人的にはこの部分がちょっと不安でした。フィクションの中の魔法は魔法として描かれるからこそ華であって、理由の調査をしてしまうのってどうなの・・・?ただの科学公証本になっちゃうのでは?そんなことも思ってましたが、不安は良い意味で裏切られました。ネタバレは避けますが、魔法は魔法のまま、しかしその原因を追求する姿勢も尊重する部分に著者の優しさや、魔法を扱うフィクション作品への尊重を感じました。

物語の後半、主人公たちは強大な敵(物理)に対峙をするためトライアンドエラーをひたむきに続けます。世界の中で誰も作ったことのないアイテムを作るために努力をする。その光景が、かつて自分が大学の講義や研究室で何度も何度も値を調整し結果を確認していたあの頃を思い出しました。

現象を観察し理由を推測し、実験を行い考察をする。そのプロセスが自分が大学生だった頃や今の仕事に向き合う気持ちに重なる部分があり、青春を感じさせる作品でした。

入籍しました


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一般女性の方と入籍をしました。

一年くらいお付き合いをさせて頂いて、今年の頭辺りから「結婚しようか?」な流れになり、色々とタイミングを見計らっての入籍となります。

 

お相手は同業者の方で、自分と同じようにお酒や映画や旅行や漫画なんかを嗜んでいただくことのできる貴重なお方。

 

深くは語りませんが、今後長い人生を一緒に歩んでいこうかとおもいます。

式を挙げる予定は今のところありません。身内とかだけで披露宴の2次会みたいなことはやるかも。

 

そんなわけで、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

www.amazon.co.jp

天の光はすべて星 俺達のロケットは確かに星を目指した

「星を目指したい。

誰もたどり着いたことの無い、俺達のための星を」

仲間たちは快くこの思いつきを受け入れてくれた。

「いいじゃないか、そういうのも」

 

暑い暑い夏の日、10月の空を目指して俺たちはロケットを作り始めた。

 

険しい道のりだった。

 

ぶつかる事もあった。

 

作業フローの問題もたくさん見つかった。その度に俺たちは過去を振り返り、少しずつ改善を続けていった。

 

そして

 

燃料が注がれた。

 

秋だった。暦は秋だったが夏の暑さは俺達のロケットを焦がしていった。

 

初飛行は上出来とは言えなかった。

 

何度か計算をやり直し、パーツを修正して、なんとか星を目指して飛び始めた。

 

しかし、秋の空を超えることはなかった。

 

今年の冬は早かった。

 

計画を見直し、次の秋を待った。

 

ときは既に遅かった。

 

巨人たちはトラックで会場に乗り付けると、俺達の発射台を蹴散らしていった。

 

彼らの作ったロケットは金色に輝き、強固な装甲板と圧倒的な火力を持っていた。

 

「こりゃ、敵わん」

 

迅速な判断をした。

 

だけど俺達は一度はロケットを作った。

 

投資もした。その結果、得たものもある。

 

得たものを使って俺達は新しい星を目指すだろう。

 

簡単な道のりじゃ無いがそれは今までロケットを作る中でも同じだ。

 

なるようになるだろう。

 

10月の空の向こうに何があるのか、誰も知らない。

 

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Rocket CI

AWS CodeBuild – Continuous Integration Service

遠い空の向こうに - 作品 - Yahoo!映画

[速報]顧客のデータセンターに大型トラックで乗り付け、100PBのデータを吸い上げる「AWS Snowmobile」発表。AWS re:Invent 2016 - Publickey

 

 

またも大洗へ行ってきた

時間があったので大洗に行ってきた。いつもは東京駅から高速バスで水戸駅水戸駅から鹿島臨海鉄道で大洗へ行くのだけど、今回はまたもバイクをレンタルして自分の運転で行きました。

天気が良くて最高。

戦車カツ食べて絶対勝つ

自分で運転をすると公共交通機関がなくても行くことのできるところへ行けました。劇中に登場したとんかつレストランクックファンへ。戦車の形のカツが出てくるガルパンセットを頂きました。

しっかりと二度揚げされたカツが外はサクサク中はジューシー。ボリュームも満点。

アニメに登場したものと同じデザインの戦車カツは2人からと言うことなので今回は食べませんでした。ボッチ旅はこういうのがあるので辛い。

大洗に帰ってきた

大洗駅についてからブラブラ。地元の駅に帰ってきた感じがあります。今回は宿の手配をせずに行ったのでまずは観光案内所へ。

素泊まりの宿の「酒伝」を教えてもらいました。

バイクを宿の前に止めると完全に「実家にバイクで帰ってきた」感じになってやばい。

いつも通り大洗の町を磯前神社からぶらついて、その後潮騒の湯へ。潮騒の湯、若干大洗の街の中心から離れているのでバイクがあってよかったですね。

夜は日本酒とツマミで楽しんでいました。

朝焼けと磯前神社

学校、なくなっちゃった

バイクできた理由の一つ、それが旧神岡小学校。劇場版に登場したところですね。

平成13年に閉校になったそうですが、その時から時が止まっているようにも感じられます。

また、旧神岡小学校のある大子町ではアート展をやっていたようで、講堂にも何かが展示されていました。

会長は概念となった。

袋田の滝

旧神岡小学校を出てからは近所にある袋田の滝へ。

日本の滝百選の人気投票では一位になったという滝。四段で構成されているのが特徴。

ちょうど紅葉のシーズンだったので結構混んでいました。駐車場も無料のものはいっぱいだったので、こういうときにバイクは楽。

JAXA

帰り道にあることがわかったので行ってきた。

H2ロケットがでかい。施設内に駐輪場はなくて入口の門の横に小さくあるだけなのは注意点かもしれない。

博物館的なやつは無料で入ることができるので嬉しい。事前に予約をしていくことで、訓練施設見学とかもできたらしい。機会があればぜひ行きたいところ。

帰り

ここから常磐道で都内まで帰っていったのだけれど、かなり渋滞をしていて辛かった。

ツーリングと言うものをやってみたよ

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バイクの免許を2015年の冬にとって以来、バイクに乗る機会がほぼ無いまま1年以上経過してた。

せっかく取ったのだけどバイクを購入する気持ちはない。ただ、取ったからには乗っておきたいなと思ったのでレンタルをすることにしたよ。

www.rental819.com

レンタルをしたのは YAMAHA の YZF-R25 わりとビジュアルで決めた

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前職の友人と4人で一路道の駅どうしへ

道の駅どうし 国道413号線沿いの道の駅

10月の頭だったけれど台風が過ぎ去ったあとでかなり天気が良くて絶好のツーリング日和だった。実は当初9月に予定をしていたのだけれど台風の影響で延期に。

今年は台風が多かったなぁ。

道のりはそんなに楽ちんなものではなくて、甲州街道は車通りが多い割に道が細く信号も多いのでストップアンドゴーが大変。公道を運転するのは初めてだったので2,3回エンストをやらかした。

エンストをするとクラクションを鳴らされたりするのだけど、鳴らしたところで意味が無いと思うんだけどね?

甲州街道を過ぎればそれなりに交通量も減って運転しやすい道に。相模湖を超えて道志みちへ入ると狭い狭い峠道。

本当に狭くてカーブミラーなんかもないのに、すごいスピードを出していくよそのライダー達。慣れるとああなるのかね?真似はしたくないものだ。

事故も多いだろうなぁと思ってたら案の定、事故があったらしく帰る道で警察の車両がいるのや路面にガラスが散らばっていたのを見かけた。

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道の駅どうしは美味しい食べ物がたくさん。クレソン入りのそばや道志ポーク、山梨が近いので信玄餅アイスなど。いずれも美味。

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また近くに川も流れていて自然味が溢れる場所でした。夏休みっぽい写真が撮れた。

Android Testing Bootcamp #3 でDagger2のコードを書いてきた #Android_Testing_BC

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Android Testing Bootcamp #3 にチューター枠として参加し、 Dagger2 の話をしてきました。

android-testing-bootcamp.connpass.com

ライブコーディング

ハンズオン型式だったのでサンプルコードと資料を用意して参加者にコードを書いてもらう型式だったのですが、自分自身もコードを書きたくなったので、ライブコーディングをやってきました。

github.com

@named_arguments さんの作られていたプロジェクトへ Pull Request を投げる形で新機能を Dagger2 を利用しないパターン、利用したパターンで実装し、テストを書いた感じです。

感想

参加者の方がほぼテスト未経験だったのが、ターゲットの選択に成功していたようで非常に良かったです。また、ハンズオン型式で手をうごかしつつ、チューターのサポートもあったので良かったのでは無いでしょうか。

ただし、チューター枠として参加した自分目線での気になった点と改善案としては

  • チューターが誰なのか分かりにくいし、話しかけにくい感じがあるので、チューターは会場を歩きまわって声掛けをした方が良いかも
  • 発表の時間をしっかりと決めておいた方が良かった
  • リポジトリは事前に公開しておくと良かった

とかでしょうか。今後もこの会は続いていくのでこれからに期待できますね!!

Dagger2雑感

自分自身もメインのプロジェクトで Dagger2 を使い始めて半年以上が経過しています。コンポーネント間を超えて利用したいモジュールの管理や、テストのしやすさという観点では非常に便利なツールです。しかし、コンパイル時間が伸びることが最近気になり始めてきました。 Kotlin も導入していると、 Kotlin は Java と比較してコンパイルが遅いため開発速度を低下させる要因として無視できないレベルです。

そう考えると、 Dagger2 から巣立つのもありなのかなと思い始めてきました。 Application Context や Activity Context のスコープで管理された Repository からモジュールを Activity や Fragment, View が取得をする型式のようなパターンをなんとなく考えていますが、なんか原点回帰感がある。

何か適当なアプリで試してみたいので、 そのうち Qiita に書こう。